誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

DC扇風機?

DC扇風機、というものを購入しました。色はブラック。

 今まで住んでいた所は、夏でも窓を開ければ風が入ってきてエアコンいらずだったのだけど、引っ越してからこっち、廊下は風が通るものの制作部屋には風が入って来ず、と言ってウチワで扇ぎながらも不便なので扇風機を購入する気になったわけだ。

 

サイズの違いこそあれ、扇風機なんてどれでも一緒だろうと思い、家電屋さんへ行ってみると今は色々あることに驚かされます。そんな中、壁掛けやタワーファンなんかは、まあ想定範囲内だったけど、「何だこれ」と思ったのがDC扇風機というものでした。

 

今時珍しくもないものなのかもしれないけど、私はこの時初めて知ったので、全く意味不明でしたね。「直流扇風機ってことか?でも、それがどうした?」という感じ。

 

結局、直流扇風機らしいのだけど、どうやらそのお陰で風量を細かく設定できたり、風が優しくなったり、使用電気が少なくなるらしいということが分かった。でも、風量はともかく、風が優しいと言われてもピンと来ないんですよね。寧ろ優しくなったら涼しくないのでは?

 

とは言え、エアコン代わりに使う予定なので、そこそこ良いものを選ぼうと思い、好奇心も手伝って購入してみたわけですな。

 

数日使ってみて、風が優しいって意味が分かり出してきました。

 

長時間、具体的には8時間ほど当たりっぱなしでも全く負担にならない。風に当たりっぱなしで疲れるというタイプの人間ではないけど、それでも優しい風なんでしょうね。もちろん、涼しくないというわけでもない。

 

正直、店頭で通常のものとDCのものとの風を当たり比べてみたけど、違いは分かりませんでした。でも長く当たっていると分かってくる。売りにくそうな機械です。

 

今のところ、少々割高ですけど扇風機の風が苦手という方にはオススメです。

ゲームと私

今週のお題「ゲームの思い出」

 

1983年7月15日、ファミコンが発売されたそうです。

当時は全く気にしなかったけど、日付から考えると発売してすぐに購入したのだなあと思います。確か、少し経ったらどこへ行ってもファミコンが買えないという状態だったし。

 

小学一年生、ということになるのか。

 

スーパーマリオがどこへ行っても買えないとか、ドラゴンクエスト3社会現象になったりとか、今となっては伝説的なことをリアルタイムで体験できたというのは貴重なのかもしれないな。

 

当時は、あまりジャンルでゲームを分けていなかった気がします。シューティングゲームで遊びたいからスターソルジャーを選ぶ、というのではなくて、作品そのものがそのまま個性というか、黎明期ということもあってか多様な作品に溢れていたような記憶があります。中には酷い作品もありましたしね。

 

思い出は色々あるけど、ドラゴンクエストは不思議なゲームという印象でした。初めて友人宅で見せてもらったのだけど、その友人はトヘロス(敵が出なくなる呪文)を使ってはテクテク横歩きしているだけだったので、どういうゲームなのかさっぱり分かりませんでした。

 

その後、友人から借りて夢中になったわけですけど、その後にブームとなるRPGの印象はそんな感じでした。思い返してみると、文字を読んでゲームを進める、という点での印象はあまりなかったな。全部ひらがなだったからかも。

 

ゲーム好きが高じてコンピュータに興味を持ち、プログラミングを覚え、ゲームを作っている中で、そのBGMを作り始め、サウンドプログラムやシンセサイザーの扱いを覚えて音楽自体に興味が湧き、学生からずっと世界の色々な音楽を聴いてました。そんな風に続けてきた音楽でお金をいただけるようになるのだから、人生分からないものです。

 

ただ、思い返せばキリがないけど、その時に好きで夢中になったものは一生の財産になるんじゃないかなとは思います。

 

もう少し詳しい話は、こちらで書いていこうと思っています。

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あの頃とは色々なものが変わってきていると思うけど、若い子にも好きなものに夢中になってほしいなと思います。そして、素敵な人生にしてほしい。

#1 チップチューンと私【マッピー】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出しながら書き綴っていく本記事。趣旨は#0を読んでいただくとして、#1はナムコマッピーです。

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親のチョイスでファミコン本体と購入したソフトはドンキーコングとテニスだったのですが、その後、自分が選んだ初めてのゲームカセットがこのマッピーでした。

 

当時はゲーム雑誌なんてないし、どういう経緯で選んだのか忘れてしまったのだけど、何れにせよひたすらこのゲームで遊んでいたような気がします。アーケードからの移植ということで、特にエンディングといったものもなく、ずっとステージが続いていくゲームなんですが、当時40面くらいが自己記録だったような覚えがあります。

 

BGMは大きく3種類。

ステージBGMとボーナスステージBGM、ボーナスステージの結果BGM。

6,7歳くらいの頃に遊んでたゲームなのにメロディーからベースラインまでよく覚えています。

 

ゲームの内容は、ネズミのお巡りさん(マッピー)を操作して、盗まれた品々をネコ(ミューキーズとニャームコ)の追跡をかわしながら取り返すというものです。BGMも内容に合わせたコミカルなもので、メロディーだけを聴いても分かりやすく個性的ですよね。私はステージBGMも好きなんですが、当時、ボーナスステージの結果BGMが特に好きでした。最後のデンドンデンってところが特に。

 

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もし興味が湧きましたら聴いてみてください。アーケード版は音色がゴージャスなので、ファミコン版と聴き比べてみると面白いかもしれません。

 

それにしても。

 

ピングーやミッフィーが好きな趣味ってこの頃から変わっていないのかもしれないな。

 

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キャンペーンが延長されました

本日、7/11正午までの予定だったDLsite.comでの20%オフキャンペーンが7/25日正午まで延長されました。 

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旧作の他、普段はディスカウントしない音楽素材も20%オフなので、よろしかったらご覧になってみてください。SRPGの音楽素材なので、そういった作品を制作している方、予定されている方にはお勧めです。

 

それにしても、DLsite.comって割とキャンペーンをしているようなイメージがあります。常連さんの中には、これらを見越して購入したり、販売したりしている人もいるのでしょうか。賑わっているイメージがあるとお客さんも訪れやすいということなのかな。ダウンロード販売も定着して、競合が増えているからということもあるのかも。

 

Ci-enという作家さんを継続支援する仕組みもあるようですし、創作を自由に公表する機会が今後は益々増えていくのでしょうね。インターネットって本当に便利です。

 

 

#0 チップチューンと私

コンピュータ制御によるピコピコ音楽、チップチューン

最近は歌が入っていたり、生楽器の演奏が入っていたりするゲーム音楽ですが、私がコンピュータゲームに触れ始めた頃は、ゲーム音楽と言えばチップチューンでした。更に言うならBGMすらないものもありました。ブロック崩しなんかはラケットがボールを跳ね返す効果音だけ。

 

時折懐かしくなって、ファミコン時代のゲーム音楽を聴いてみようと検索してみるのだけど、出てくる名曲と言えば、ドラゴンクエストファイナルファンタジーばかり。もちろんどちらも今なお人気シリーズとしてリリースされているし、素敵な音楽に溢れているわけですけど、一方で、もっとたくさん耳に残る音楽があると思うんですよね。

 

どうして出てこないのだろう。

 

今の人からすれば、私がゲームに夢中だった頃のファミコンなんて”伝説のゲーム機”なんでしょう。不親切さ加減から「よくこんなゲームで遊んでたな」と思うかもしれない。でも、そんな不親切さ等、制約だらけの世界をやはり単純な音しか出ない中、想像力を膨らませてくれた素敵なゲーム音楽は確かに存在したのです。

 

そんなゲーム音楽をあれこれ紹介してみようかなと思います。

 

と言っても、技術的、専門的な話は控えようかなと考えてます。

そういうのは詳しい方にお任せして、ただ単純に私がいいなと思ったゲーム音楽を思い出交えて文章にできればと思います。

 

同年代の方には「あー忘れてたけどいい曲だよね」と思ってもらえたら嬉しいし、世代の違う人にとっては何かしらの発見になると嬉しいな。

 

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正しいかもしれないが切ない

悪い悪いという人がいます。

 

例えば、ある創作物に対してクオリティが低いとか、あるいはこうあるべきだとか。

確かにそうなのかもしれない。結果を求められていて、その結果に達していないのであれば、確かに”悪いもの”なのだろうし、お金を得ているならそういう責任もあるのでしょう。返す言葉もありません。

 

でも、正しいことならどんなことを言っても構わないというわけじゃないと思うのです。悪い悪いと言うのは、その人の可能性を潰すことになるのではないかな。

 

もちろん「何くそ」と思って立ち上がる人だっているでしょう。そうやって立ち上がってくることを期待しつつ激励しているのかもしれない。それがその人なりの仕事に対する誠実さなのかもしれない。でも、それを聞く周りの人間はどう思うのだろう。決して気持ちよくないと思うんですよね。

 

私自身が誰かに悪い悪いと言われたわけじゃありません。

悪い悪いと言われている人を見ただけです。

 

それを見て、まるで自分が言われているかのように落ち込んだ気持ちになりました。

 

きっと、自分の思い通りにならないとイライラして本音を正しいこととして吐き出す人なんだろうと思います。ただ、それもその人なりの個性でしょうし、それを悪いと断ずるつもりはありません。自分とは違う世界の人なのだろうなあと感じるだけです。

 

常に良いところを見つけて、人を褒められる人間になりたいものです。

リクエストで思うこと

今年から、だったと思うのだけどプロ野球の試合中に”リクエスト”ができるようになりました。と言っても、もちろん歌をリクエストするというわけではない。

 

審判のジャッジに対して、異議を唱えることができる、と言えば分かりやすいですかね。流石に全てのジャッジに対して行っていると試合遅延に繋がるので、行えるのは一試合で二回まで。リクエストが成功…つまりジャッジがひっくり返った場合は、回数に数えないというルールです。

 

現時点で実際にリクエストが行われているのは何回くらいなのでしょう?そして、それはどのくらいの割合でひっくり返っているのでしょう?

 

私の場合、ライオンズ戦の中継しか聞かないので詳しい数値は分からないのですが、仮に半々だとしても、それはどうなんだろうと思ってしまうんですね。

 

一昔、というか昨年までは基本的に審判のジャッジはひっくり返らないものでしたし、誰もが誤審だと思ったケースでも検証したら確かだったということだってありました。要はそれだけ強い権限と確かな目を持っていたということです。

 

でも、それが昨今リクエスト制度で検証した結果、ひっくり返ってしまうケースがままある。

 

誤審が多いから、こういう制度が設けられたのだと言えるかもしれません。カメラの技術も進歩したし、誰もが納得のいく結果を出した方がより良いだろうということなのでしょう。でも、この制度のためにジャッジの精度も落ちてしまうんじゃないかと思ってしまうんです。ひっくり返るケースが度々あるのもその影響なんじゃないかな、と。

 

どうして誤審が増えるんでしょう。選手は切磋琢磨して、打撃や投球の技術はどんどん進歩しているのに。選手たちがそれこそ命がけで磨いている技術に対して、失礼なのではないかとすら考えてしまいます。

 

先日、オリックスの誤審問題もありましたね。

 

最近は申告敬遠という制度で、投げずに敬遠できたりと色々ルールも変わってきているようです。

 

時代に合わせて変わっていくのだなあと思う一方で、ジャッジだけは審判のそれが覆らず、権威を損なわないで欲しいなあと思うのでした。