誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

FM音源で音楽制作

今はアコースティックな音色を中心に音楽制作をしてますが、音楽の入り口はシンセサイザーと打ち込みでした。

 

昨今、目にすることの増えたチップチューンというのがそれで、いわゆる(音源)チップで自動演奏させたコンピュータミュージックのこと。

と言っても、この世界も幅が広いようで、FCのようなピコピコ音だったり、SFCのような簡易的なサンプリング音源だったりと様々。聴く人が聴けば、どれもチープな音源と感じる点は共通ですが、それぞれに個性があって、特に古くからゲームミュージックが好きな人にとっては懐かしくもある音源であり、音楽だったりします。

 

かくいう私もその中の一人ではありまして、こういうものを作ったことがあります。

soundcloud.com

ファミコン音源を扱えるプラグインを見かけて作ったものなんですが、小学生の頃に聴いていた音源でして、懐かしい気持ちと今の知識で作曲したらどうなるかという興味でトライしてみたんです。

 

これはこれで楽しかったんですけど、この後、FM音源でも今の知識を使って作曲してみたいなと思いまして。

 

FM音源というと筆頭に上がるのはYAMAHADX7でしょうか。

ただ、私の場合FM音源というとPC98の内蔵音源で、それはDX7より性能が劣る(オシレータの数が少ない)上に同時に3音しか使えませんでした。一応、SSGが3音使えたけど、いわゆるピコピコ音。

 

高校生当時を思い出して、こういう環境で音楽制作してみるのも面白そうだなと思うんです。一応、プラグインも見つけました。

synthsonic.net

少し触ってみた感じ、若干当時とパラメータが違うけど出てくる音はだいぶ近いので、きちんと使えば、当時の雰囲気を再現できそうです。ただ、音色が全くないので、1から全部作らないといけないのが大変ですね。当時の記憶を頼りに作るしかないかな。

 

でも、さらに問題なのは聴いてくれる人が少なそう、という点ですかね。ゲーム音楽(特に昔の)が好きな方には響くと思うんですけど…どうなんだろう?

 

ニンテンドーDSでリリースされてた世界樹の迷宮1〜3はFM音源でしたけど、あれも昔ながらのゲームファンに歓迎されてたのかなって考えると、やっぱりゲーム音楽として作ってみたいなと思うわけです。

 

いつか機会があったらいいなあ。