誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

#11 チップチューンと私【魔界島】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。11回目はカプコンの魔界島。

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カプコンの魔界作品だと村の方が有名かなあと思うのですが、コンシューマーらしい謎解きアクションで、当時の作品らしく結構難易度の高いゲームではあります。

 

七つの島を巡り、大海賊ビアドの宝を探すというのが大筋で、島それぞれに特色があるわけですが、その島のBGMがどれも大変良いのです。カプコンファミコンBGMというとロックマンを引き合いに出すことが多いような気もしますけど、魔界島も劣らないと私は思います。

 

ジャックナイフ島やオオカミ島の音楽も大好きなんですけど、自分のラテン趣味から一押しはマーメイド島の音楽ですかね。

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ちなみ、カース島というステージもあるのですが、こちらのBGMを聴くとどういうわけか中華春雨を連想します。当時、中華春雨を食べながら遊んでいたわけでもないんですけど、どうしてなのか未だに謎です。

 

この作品に触れたのは小学生だった頃、丁度夏休みだったような気がします。

 

夏という季節に海を冒険するという作品はどハマりですね。

 

一応、完全クリアというのでしょうか。攻略法をどういう経緯か忘れたけど知っていたので、それに沿って隠されたアイテムも獲得しつつエンディングまでたどり着き、BGMも録音しましたし、その音楽も耳に残っています。

 

それにしても、本当に耳に残るというかメロディーって覚えているものですね。音色自体に表現力がないからメロディーで頑張ったという話を当時のサウンドスタッフインタビューなんかで目にします。

 

今は技術も進歩して、それこそ環境音楽のようなものが増えたり、耳に残らないような音楽が増えていたりするのだろうなあとは思いますし、ゲームが主役である以上、ゲームをどうやって引き立たせるかと考えるのは当たり前のこととは思うのだけど、一方で、時間が経ってからでも、ふと口ずさむような音楽があってもいいかな、なんて思うのでした。