#10 チップチューンと私【マイクタイソン パンチアウト】
ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。10回目は任天堂のマイクタイソン パンチアウト。
前回から”パンチ”繋がりですけど、こちらはボクシングのゲーム。
当時はマイクタイソンがヘビー級チャンピオンということで、これもコラボレート作品ということになるのでしょうか。最後の相手はマイクタイソン。
ゲームのシステムとしては簡単で、相手の動きを見極めてパンチを繰り出していくというものなんですけど、そのタイミングが段々とシビアになってくるわけです。また、弱点というか、特定の攻め方が必要な相手も登場するので、思考能力も必要ですかね。
この作品もBGMの種類はそれほど多くありません。ただ、特徴的な相手が多いので、その登場曲に様々ある、という具合でしょうか。でも、その登場曲もキャラクターに合わせた雰囲気を持っていて素晴らしいですし、多く聴くことになる戦いのテーマも”ボクサーの孤独な戦い”をイメージさせるような熱く、でもどこか切ないものです。
最近、というほど新しくもないんですけど、Wiiでリメイク版がリリースされています。
ファミコン版の曲がアレンジされているのですが、その出来も原曲のイメージを壊さない素晴らしいものだと思います。また、遊びやすくもなっていますし、こちらは挑戦者として挑んだ後、チャンピオンとしての防衛シリーズがあるそうなので、相手にマイクタイソンがいなくても、十分に楽しめるんじゃないかなと思います。
ヌンチャクリモコンでボクシングさながらの楽しみ方をするのも楽しいけど、遊び比べて、音楽を聴き比べてみるのも面白そうです。おすすめ。