誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

#7 チップチューンと私【ファンタジーゾーン】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。7回目はサン電子ファンタジーゾーン。オリジナルはセガだから、セガファンタジーゾーンというべきかな。

www.youtube.com

横スクロールのSTGなんですけど、お金という概念があってこれを元に兵装を整えていくというものです。左右のスクロールも任意なので、何となくアドベンチャーゲームのような気がしないでもなく、当時はあまりSTGという感じがなく遊んでいました。ひたすらお金を貯めて武器買ってみたりとか。

 

どのステージのBGMも非常に良いです。コミカルポップでキャッチーで。当時、TV番組でも使われていたような気がします。(風雲たけし城だったかな)また、YK-2(古代さんのペンネームだったかな)先生がテンポを早くするとカントリーミュージックみたい、と言っていた、というのをベーマガで読んだ記憶があります。

 

ゲーム自体は小学生の自分には難しく、やっぱり最後までいけませんでしたけど、音楽だけは前述の通り耳に馴染みやすく、時を経た今も耳に残っています。

 

セガの作品ってマニア向けというか、何となくズレたところにあるようですけど、ファンタジーゾーンの他、ファミコンではないけど、アウトランアフターバーナーなど素敵な音楽を聴かせてくれるゲームがたくさんありました。アウトランなんかは私がラテン音楽好きになるきっかけでしたし。

 

ファンタジーゾーンも今聴いてもポップ・ミュージックとしてとても良いです。

 

音源の限界を超える、とか、データ的に優れている、というのはよく分からないけど、個人的には、音楽を楽しもうとする時、そういうものってそれほど必要じゃないと思うんですよね。楽譜が読めないと音が聴こえないわけじゃない。

 

そういうことを感じさせず、言わず、難しいことを涼しい顔でこなし、ただただ素敵な音楽を聴かせられる。

 

そういう創作がクールですね。

 

natural-wings.hateblo.jp