誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

読むのが好きでも

小説(特にミステリ)好きが周りにあまりいないので、自分の本棚をブログ風に紹介できるというブクログを知った時は、ワクワクとしたものです。

自分の好みに近いお薦めを知ったり、自分が読んだ本を他の方はどんな風に思うのだろう等々。物語を読むのも好きだけど、レビューを読むのも好きですし、読書が好きな方なら文章も上手に違いないと思っていたわけです。

 

ただ、どうやら本を読むのが好きな人でも、その多くは文章を書くのが面倒らしいんですよね。

 

考えてみれば、読書好き=作文好きとは言えないよね。ゲームで遊ぶのが好きでも作るのは次元が違う話…ちょっと極端だけどそんな感じでしょうか。

 

また、たくさんの人が集まると玉石混淆とでも言いますか、レビューにガッカリすることもあります。私が一番ガッカリしたのは、言葉の使い方に疑問を覚えたというものでした。いえいえ、多くの方が誤って覚えてしまっているという話ではないです。ある作品で、最後の最後に二人が出会うというシーンがあるのですが、そのシーンを指して「二人の再会に感動した」というレビューがあったんですね。

 

でも、二人が会うのはその時が初めて。

 

主観での批評は良いと思うんですけど、こういう方を見かけると、その読解力に疑問が生まれてしまって、うーむと腕を組んでしまいます。

 

仕事でメールのやりとりをしていると、その文章から相手を想像します。

残念な文面を見ると、書いた人間もきっと残念な方なんだろうなと思うわけです。

 

読むだけでなく文章も書いて、最低限日本語の表現力は身につけておきたいものですね。

 

きれいな文章を書けると、相手に対する印象も良くなるし、自然と言葉遣いも良くなると思うんだけど、これは気のせいですかね?