誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

#6 チップチューンと私【迷宮組曲】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。6回目はハドソンの迷宮組曲。ちなみに第5回はこちら。

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ファミコン時代のゲームはとりわけ難しい作品が多く、この迷宮組曲もそんな作品の一つだったと思います。ゲームと音楽を溶け合わせた初めての作品、という見方もされるようですね。

 

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当時はただただゲームの音楽が好きで聴いていたのですが、そう言われてみると確かに音楽を意識させるものが各所にありました。

 

ボーナスステージもその一つ。

 

ステージに楽器の箱が隠されていて、それを見つけるとボーナスステージに進めるのですが、この箱は全部で7つあり、箱を見つける度にボーナスステージのBGMに楽器が一つ増えるのです。最初はドラムだけ、次はベースが加わって…という風に。

 

7つ集めた最後のボーナスステージはそれはそれは賑やかで楽しいし、集めて行く過程においても段々と楽器が増えて隠されている曲ができていく様子は子供心にワクワクさせられたものです。当時は同時発音数の制限なんて知りませんしね。

 

同時発音数を考えると、音楽を広く聴かせるアイデアというか仕掛けも当時の制作者さんは苦労されたんだろうなあと思います。最近耳にする、ゲームの進行に合わせた曲の流れや音数の増減というアイデアの元はこういうところにあるのかもしれないね。

 

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#5 チップチューンと私【ドルアーガの塔】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。5回目はナムコドルアーガの塔。ちなみに第4回はこちら。 

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軽く調べてみるとアニメーションにもなったようで、ゲームとしてはシリーズが続いていないものの根強い人気はあるんだなあと感じます。ドラゴンクエストがリリースされる前までは、ファンタジーなゲームといえばドルアーガの塔、という人も少なくなかったんじゃないかな。

 

かく言う私もその一人で、ベーマガの記事を見ては空想していたような気がします。簡略化された絵やアイコンが好きな理由の一つはドルアーガの塔なのかもしれない。レッドラインシールドとかガントレットのアイコンなんかカッコいいんですよ。

 

独特な世界観にあった音楽も素晴らしく、ステージが始まる際のBGMは高い塔に挑戦する雰囲気がよく出ているし、ステージBGMもギル(主人公)が戦う勇敢さを感じます。ドラゴンのステージの不気味さも良いですね。ドラゴンの炎に恐れ慄いたものです。

 

そんな中でも一番好きなBGMは57階と最上階で流れるイシターの曲。

 

この曲を聴いた時、すごく不思議な感じがしたのと同時に自分の音楽に対する考え方が変わったような記憶があります。今聴いてみるとミニマルミュージックのようで、スティーブ・ライヒの音楽を理屈なく楽しめる理由はこんなところにあるのかなと思います。ゲームBGMをカセットテープに録音して聴き込み始めたのもドルアーガの塔が最初でしたね。

 

また、効果音もカッコいい。

特に剣を抜く時の音の重厚な感じがたまりません。

 

他にも思い返せば色々とまつわる話(カセットレコーダーでの録音方法を覚えたとか、使い過ぎて機械の調子が悪くなったとか)はあるのですが、延々と続きそうなのでこの辺で。とにかくゲームと音楽について思い出深い作品です。攻略法を知っていてもクリアは難しいと思いますけど、よろしかったらお試しください。

 

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#4 チップチューンと私【アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。4回目はテクモアルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃です。ちなみに第3回はこちら。

 

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元々はアーケードゲームだったそうで、FC版はキャラクターの成長要素が加わったRPG風の作りになっているそうです。私はアーケード版を見たことがないので、アルゴスの戦士と言えば、FC版だけども。

 

インパクトというか、お馴染みというか、アルゴスの戦士と言えば、1ステージ目の夕陽でした。

 

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夕陽をバックに渋いBGMに乗せて戦士は行くのですが、これがまたカッコいいのですな。サブタイトルに"はちゃめちゃ大進撃”と添えられていたり、イメージイラストも可愛らしかった記憶があるのですが、1ステージとそのBGMから随分印象が違うなあという感想を当時は持ったものです。

 

ゲーム自体は難しかったような気がします。セーブはもちろん、パスワードもないので、クリアまで通してプレイしなければならないのに、成長要素を加えたRPG風というのはどうなのか?当時はこういうゲームが多かったのですが、要領良く遊べばそれほど苦ではないのかなあ。

 

後年、PS2だったかでフルリメイク版がリリースされていたような覚えがあります。全然別物だったはずだけど、夕陽はあったのかな?BGMは豪華になったのだろうけど。

 

ゲーム自体はオススメしないけど、BGMは少し大人びて重厚な雰囲気がオススメ。今、別の楽器構成で仕上げたら結構映えるんじゃなかろうか。

 

 

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クーラーの無い暮らし

私は普段、クーラーを使っていません。

部屋にクーラーが無いというのもあるけど、生活で必須か?と言われるとそうでもないのです。もちろん、根性トレーニングしているわけでもない。

 

確かに実際の数値でも年々夏の気温は上がっているようで、自分が子供の頃より夏の暑さは酷くなっているように思います。ゲリラ豪雨なんてものもなかったし、色々と気候に変化があるのでしょう。炎天下のアスファルトなんて何かの拷問のようでさえあります。

 

とは言え、涼しく過ごすためのグッズも色々とあるわけで、自分の場合はこれらを細々活用しているため、クーラーいらずなんですね。もちろんクーラーには叶わないと思うけど、寝苦しくならないし、暑さで気力が萎えたりもしません。

 

ニュースでも「暑い時は我慢せず、クーラーを使いましょう」とアナウンスしてます。昨今の暑さは人死が珍しくもないので我慢はよくないと思うけど、電気代も浮くだろうし試してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、私が実践しているのは以下の通り。

 

  • 窓を開けて風の通りを良くする
  • DC扇風機付けっ放し
  • こまめな水分補給。
  • 濡らすと妙に冷たくなるタオル装備
  • 寝る時は竹シーツと氷枕(氷枕は首筋が冷える位置で)

竹シーツと氷枕だけで熱帯夜の寝苦しさはないのだけど、最近ここにDC扇風機が加わったので大変快適。

また、最近購入した濡らすと妙に冷たくなるタオルも良いですね。マフラータオルのサイズなので首に巻いたり、肩にかけて扇風機を回すととても涼しい。おかげで月の電気代は3,000円以下です。

 

ただ、私は暑さが嫌いじゃないので、向き不向きはあると思います。

暑さに弱い人はやっぱり無理せずクーラーを使った方がいいでしょう。

 

体と相談しながらあれこれ試しつつ、夏を快適に過ごしたいものですね。

名乗らぬ者

「突然失礼します。天沼さんのお電話にかけております。現在お住まいの〇〇(引っ越し元の建物)についてお尋ねしたいことがあるので大至急連絡ください。ガチャン ツーツーツー」という留守番電話が入っていた。

 

基本的に、知らない番号の電話には出ないのだけど、この電話番号、先週、先々週とかかってきていたので、今更大至急も何もないだろうと思いながら、流石に「大至急と言われると何かあるのかな」とも思ってしまう。でも、名前も名乗らない人間に連絡するのも…ねえ?心当たりもないので、まあ怪しい。

 

それでも、いい人(?)の私はやっぱり気になるのでお世話になっている不動産屋さんへ連絡してみることに。かくかくしかじか。

 

「名前を名乗ってないんですよね?う〜ん、物件名を言っているし、もしかしたらうちの営業が引っ越したことを知らないで営業してるのかもしれないですね。かかってきた電話番号を教えてもらえますか?もしそうなら一発で分かるので」

 

なるほど。

でも、まっとうな会社の人間なら絶対に名乗るだろ。個人個人でも留守番電話に入れる時は名乗るわいな。

 

「うちの営業の番号じゃないですね。ネットで調べてみると保険の営業みたいですよ」

 

信用第一。連絡する前に聞いてみてよかった。が、タチの悪い営業をしてくるものだな。保険なんてそれこそ信用が第一なのではないか?こんなだまし討ちのようなことをしてくるのは如何なものだろうか?

 

ちょっと呆れつつ、結局電話連絡はしていません。

 

詐欺、とまではいかなくても自分の行いに自信があるなら正々堂々としていてほしいものですね。自戒を込めて。

中継放送に期待すること

ライオンズ戦のある日は、ほぼ放送を聞いています。

平日なら文化放送ライオンズナイター。日曜日はNack5サンデーライオンズ。

 

番組名から知れるようにライオンズ中心の中継放送ではあるので、他のチームのファンからすれば思うところがあるかもしれないけど、今回はそういう話ではなくて、実況について思うところがあるのです。

 

当たり前の話なのかもしれないけど、ラジオ中継ということもあって、実況を聞いているだけで試合展開はもちろん、どういう風に駆け引きが行われているかということが分かります。実況が伝える情報に解説者の話が加わり、より強固にもなりますね。

 

ただ、自分がライオンズを応援しているきっかけの一つにもなった中継放送なのですが、どうもここのところのサンデーライオンズは今ひとつなんです。と、いうのも実況があまりよろしくない。

 

アナウンスを本職としていない方が実況をしているのか、或いは、番組自体をライオンズを扱ったバラエティーにしたいという意図なのか分からないのですけど、中継を聞いていても試合内容が分かりにくい。

 

言い間違いは仕方ないにしても、トークをしている間に試合が進んでいてアウトカウントがよく分からない状態だったり、外野へ打球が飛んだのかと思いきや、内野安打になってたりラジオの野球中継としては如何なものかと思ってしまうのです。

 

「打ったー!これは大きい!」というフレーズをラジオ中継で使ってはいけない、なんて話は有名ですよね。「これ」って言ったって聞いている人には伝わらないからで、きちんと「打球はレフト方向へグングン伸びていく!」などと言わないといけない。ちなみに、レフト方向と言われると守備範囲内を想像するけど、左中間方向と言われると、長打になるかもという期待がかかります。

 

正直、実況中継ってとても難しいと思います。

 

刻々と変わるゲーム展開を正確に分かりやすく伝えるのはもちろん、途中から聞き始めたリスナーにもすぐに状況が分かるようにしなくてはいけないし、合間にはチームや選手の情報も伝えなければならない。

 

ただ、それでも野球というスポーツ自体が好きな人もいるわけですし、パリーグ中継の少ない中、そういう中継を期待している人もいると思うので、せめて、最低限の内容は確保して欲しいなあと思います。

#3 チップチューンと私【アトランチスの謎】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。3回目はサン電子アトランチスの謎です。ちなみに第2回はこちら。

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帰ってこないお師匠様を探しに行く、というのが目的だったかな。確か全部で100ステージあるのだけど、1から100まで順番にクリアするのではなくて、各ステージに設置されているいくつかのゲートを選んで進み、ゴールを目指すという作品でした。入り組んで繋がった100個の部屋を行き来してゴールインするゲーム、というと分かりやすいですかね。

 

しかし、このゲーム。ルールは簡単だけど内容は大変難しいです。ジャンプ中に移動距離(?)を制御できないというのが難易度の高さに繋がっているんじゃないかな。勢いをつけて大ジャンプするのはいいんだけど、足元に降りるのが難しかった。当時は無敵の裏技を使ってクリアしたような記憶があります。

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そんなこんなで、遊んでいたゲームですけどBGMは好きでした。

広い世界を冒険している感じが出ていたのも好きですし、所々のステージBGMがまたカッコいいんです。移動速度の割に手足がちょこまか動くんですけど、アップテンポのBGMとよく合います。

 

ゲーム自体はお勧めできないけど、BGMは今も心に残る名曲かなって思います。