愛用のピアノ音源が更に良くなりました
世の中にはたくさんの素敵なピアノ音源があります。
機械の性能も上がったので、本物のピアノから丁寧に録音したピアノ音源なんか特に人気があるようですね。
そんな中、私が長年愛用しているピアノ音源がこちら。Pianoteq。
多くの会社さんが最高のピアノ音源を作ろうと、吟味を重ねた本物からより美しく、高解像度の録音を再生させようと頑張っている中、こちらの音源は一味違います。
こちらは、ピアノを演奏することで起こる事象をプログラムで再現させて音を作り出すモデリング方式というものだそうで、音をリアルタイムに生成しているのだとか。正直なところ、私にはテクニカルな部分は良くわからないのですけど、この音源を使って演奏するのがとても心地いいのです。
聞くところによると、弦同士が響き合って出てくる音も作っているそうで、よりピアノの音色だそうですし、強弱の具合もMIDI情報で送れる127段階。鍵を押した強さがダイレクトに伝わって共鳴することに心地よさを感じるのかもしれません。
その音源が今回メジャーアップデートして、おまけにスタインウェイの公認を得たのだとか。
私の好きなピアニストが使っているから、と言うミーハーな理由で私も昔からスタインウェイのピアノが好きなのですが、まさか公認されるとは思いもしませんでした。
心なしか、今回のバージョンアップで優しい響きになっているような気がします。
で。
今月からはこのピアノで毎週日曜日の即興ピアノを配信します。
今月は先日お話しさせて頂いた加藤オズワルドさんの画集「SEPTEMBER」をイメージして演奏していきます。五回の演奏で画集の物語を表現するので、画集を知っている方はより楽しめるかもしれませんね。どうぞお楽しみに。