もう2021年も終わりですね。
早かったような遅かったような。
ずっと引きこもっているからなのか、例年に比べて時間の流れがゆっくりしていたような気もするけど、どうだろう?
結局のところウィルス騒ぎも収束せず、リアルイベントには今年も参加できなかったのが残念でした。オンラインでのイベントには参加していたのですけど、やっぱり対面と比べて反応が弱いというか印象に残りづらいという感じでしたね。来年こそは参加できるといいんですけど、新しいカブが蔓延しつつあるようですし、はてさて。
また、今年掲げていた「こんなことがやりたい」を振り返ってみると…さっぱりでした。ファンタジー企画の楽曲も完成できなかったし、オリジナルアルバムもできなかったし、ゲームエンジンにも全く触れなかった。ファンタジー企画は全体の半分まで作ったのだけども…う〜む。
ただ、何もしていなかったわけじゃなく、年明けから動いたことを優先していたので、成果としては結構あったのかなとは思います。
まず、てんぽくさん制作の「新・北海道4,000km」。
楽曲は2020年に仕上げていたので、リリースを万歳万歳していたらサントラについての問い合わせをチラホラといただくようになりました。
この作品だけだと曲の長さを全部足しても少々物足りないので、前作「札幌駅シリーズ」もまとめていつかリリースできればいいなと考えていたんですけど、リクエストがあるなら早めに応えたいというのもあって、予定を前倒しにしたわけです。
個人的に気に入っている曲をピックアップしてアレンジしたいというのもあって、結果的には割とボリュームのある作品になったかと思います。
サントラはゲームで遊んだ人しか興味の湧かないものですし、その中でもさらに限られてくると思うので、CDの問い合わせがあったものの配信のみにしたんですけど、CDにしても良かったかなと思ったりしました。
年末のコミケでは「新・北海道4,500km」の体験版(?)が頒布されるとのことで、こちらにも楽曲を追加しています。リリースは来年かと思いますけど、また音楽と一緒に楽しんでもらえるといいなあ。
RPGツクールの素材音楽集も制作しました。
株式会社Gotcha Gotcha Gamesさんと縁があり、公式ダウンロードコンテンツとしてリリースしたのですが、ツクール素材についてあまり知識がなかった上に、初めてご一緒するということもあり、ちょっと時間がかかったかと思います。曲数が50近かったのも原因ですけども。
楽曲自体はスーパーファミコンの音色を模しているので、タイトル通り90年代のRPG(コンシューマー)が好きだった人には面白がってもらえたのかなと思います。リリース後に販売数を教えてもらったら、割と偏っていたのが驚きでしたね。音源が特殊だから、みんな売れるか、みんな売れないかのどちらかかと思っていたのに…。
ちなみに、音源ライブラリーはこちらを使いました。
ロマンシングサガそっくりの音色です。
高校生の頃、友人が遊んでいるのをよく聴いていたので、懐かしさを感じつつ自分なりの感覚でRPGで必要になるであろう曲を一通り作ったわけですけど、まだ使っていない音色もありますし、機会があればまた作ってみたいなと思ってます。SRPGstudio用の素材音楽を作ってきたので、SRPG向けに作ってみるのも面白そう。
その他、年末ギリギリにYoutube番組のために曲を作りました。
「新・北海道4,000km」から繋がった縁ですね。
コツコツと続けていると、こんな風に一つの依頼が他の依頼を運んできてくれます。
これは自論なんですが、最もいい営業は「その時の依頼(制作)に全力を尽くして良い仕事をすること」なんじゃないかと思うんです。
時々、「自分には大した実績がないから…」と言っている人を見かけます。
全く何もしていない人は論外ですけど、多少なりとも制作をしていてお話が来ないというのは、その時の制作が人の気持ちを掴まなかったというだけなのでは?と思うわけです。責めるのは他者ではなく、自分自身じゃないかな。
他者に何かを期待して待つより、自分で何かをした方が精神衛生上良い、というのもあるけど、この辺は今後も肝に銘じておきたいものです。
後は、18歳未満お断りのゲームにも楽曲提供しました。
来年リリースとのことですが、どうやって宣伝しようかと悩んでいたりします。
体調面では少々悪化した1年でした。
自覚症状はないんですけど、内視鏡検査の結果悪くなっていたので、薬が増えてしまい、ちょっと面倒ですかね。来年の内視鏡検査では改善しているといいのだけど…。
と、いうわけで、掲げた目標は達成できず、オンラインが基本の一年でしたが、今年も色々な方にお世話になり、おかげで充実した一年が過ごせました。ありがとうございます。
来年はもう少し外に出て色々と活動できれば、と期待しつつ、この辺で。
皆さん良いお年を。