誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

楽器店でマイクの話

実物を見てみたいと思って楽器店へ行ってきました。その商品はこちら。

早い話がモバイル環境でギターを手軽に録音できますよ、というクリップのようなマイクなのですけど、こういう製品が今まで無かったようで、店員さんのお話によると注目度がとても高いのだそうです。

 

私も、アイリッシュブズーキとカンテレという弦楽器を持っているので、それらを手軽に録音したいなと思い、この製品に注目していたわけです。酷くもなく安定した音を録音できるなら大歓迎ですし、今まで音量の小ささに諦めていたカンテレのパフォーマンスもこのマイクがあればできるかもしれません。M3なんかでね。

 

ただ、店員さんに伺ってみると、このマイクを例えばiMacに繋いで録音する、というのは本来の使い方ではないようで、あくまでモバイル端末に録音して、必要があればDAWへ録音データを移すというものらしいです。なるほど。

 

実際の製品を手に取って見ることはできませんでした。

 

お手頃価格というのもあるようですけど、ピックアップマイクというものだそうで、コンデンサマイクダイナミックマイクのように楽器全体の空気感といったものまでは録音できず、そういった部分は付属しているエフェクタで補うのだとか。ギターに入れ込んでいる人から見れば、大袈裟に言うと質の高いオモチャのような感覚らしいです。

 

この流れで、店員さんへ「いいコンデンサマイクって何ですか?」とお薦め合わせて伺ってみました。最近一般的に使われているものやその理由など色々お話頂けたのですが、ティンホイッスルを吹いている、というお話をしたところ、「今度楽器を持ってくれば各マイクで録音して聴き比べさせてあげる」とまで言ってくださるではないですか。

 

果たして、それらの違いが私の耳に分かるのか非常に心配ですが、名刺も頂いたことですし、今度折りをみて行ってみようかな、なんて思っています。

 

…こういう時、話しかけられやすい外見で良かったなあって思いますな。