誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

答えは与えられるものではない

ネットで持論を展開するジャーナリストさんが色々といらっしゃいますが、言いたいことは結局一つなんだろうなあと思う。
それは「考えろ」ということ。
「自分は正しいと思って発言するが、何かの拍子に間違えるかもしれない。言われたことをそのまま信じず、自分なりに考えて決断してほしい」
誠実であればあるほど、こんな根底があるような気がする。
逆に「私の言うことは常に正しい。信じない人間はダメ」という方は、どこかおかしい。
政治経済の裏の話を読んでいくと、真偽の問題にぶつかるのですが、情報源を信じている人同士の争いが、なんと言うか宗教争いの体に見えたりするんですね。もちろん、自分の信じているものが否定されるのは悔しいでしょう。
でも、罵り合っていたら結局どちらも同じ。
互いの(多くの)意見を聞き、自分自身が答えを出してほしい、というのがジャーナリストの意思なんじゃないかなと思うわけです。
こんな考え、食うか食われるかの世界にいる人からすれば、甘い戯れ言に過ぎないのかもしれない。でも、誠実であることが最後には勝つという世界であってほしいとも思う。