誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

カンテレとティンホイッスル

アルバムではアウトテイクとなった楽曲をPodcast番組【風景のツボ】で本日配信してみました。フィンランドの民俗楽器カンテレとアイルランドの民俗楽器ティンホイッスルをそれぞれ演奏してミックスしたとってもアナログな作品です。
カンテレ、あまり馴染みが無いかもしれませんが、5本の弦を張った琴でして、ギターのように弦を抑えて音程を変化させられない楽器です。つまり演奏の前に調律した音階しか出せないのですね。今回はアルバムで登場したフレーズの中にカンテレで出来そうなものがあったので、演奏し、そこに即興でティンホイッスルを重ねてみました。
…正直、課題はあるけれど想像していたより良い雰囲気ですし、何より指弾きの自然な感じが録音されて感慨深かったです。シンセもいいけどアナログもいいですよね。
一人で演奏すると5音しか出せないけど、調律を変えて録音し、幾重にも重ねればミニマルチックというか結構なアンサンブルができそうです。ワクワクします。打ち込みを一切排した作品というのも作ってみたいなあ。

■7th Album Edge of the world
http://natural-wings.net/nwr007pr/index.html