サイトをリニューアル?しました
昨今、PCよりスマホで閲覧する方が多いそうなので、スマホで…というより大抵のデバイスで見られるよう構造をシンプルにして作り直しました。以前とそれほど変わっていないかなと思いますが、一応、プロフィール欄に活動履歴だけでなく、簡単なプロフィールを添えてみました。
画像ファイルを数点しか使っていないので、結構な軽さなんじゃなかろうか。
それにしても。
私なんぞ、Twitterであれこれ発信することが多いし、サイトの更新も頻繁ではないので、見てくれる人はいるのだろうか、と自問するのですけど、人に見てもらうというよりも、自分の情報をまとめておいて確認するサイトという意味では必要なのかなと思ったりします。世の中変わったね。
今後もプロフィール欄の活動履歴を中心に更新していくかと思いますが、興味を持ってくださった方のお役に立てばと思います。
APOLLO09が終わって
ネット即売会イベントAPOLLO09が終わりました。
3日間開催されることが多かった気もしますが、今回は2日間。
一方で、参加サークルは増えているらしいので、ラジオ感覚で楽しめる回遊システムがあるとはいえ、だんだんと目に触れる機会は少なくなっているのだろうなあと思ったりします。いや、ユーザが増えれば問題ないのかな?
今回は3年ぶりに11thアルバムをリリースしました。
今年こそは、と毎年繰り返してきた決意もやっとひと段落して、残務と言いますか、海外配信云々やら何やら取り掛かっております。
アルバムも、幸い色々な方にお楽しみいただけたようです。
聞く人が聞けば色々とあるのでしょうけど、自分としては良いイメージで音にできたなあと思っています。感情を上手く演奏に乗せられたな、と。
また、今回も販売価格より多く(BOOST)お支払い頂いた方がいたり、旧作もまとめて購入してくださった方がいたりと恐縮でした。本当にありがたいことですね。
BOOSTは、特に決まりもなく、あくまでその作家さんへのチップ、という扱いかと思うのですが、流石にちょっと申し訳ないので、ちょっとしたものを送りました。
喜んでいただけるといいなあ、と思いつつの作業だったのですけど、これってアンコールに応えているような感覚になります。
今後は、こういうアンコール分も考えておいた方がいいのかな、と考えつつ、次の即売会でも新作を出せるように頑張ろうと思います。もう3年振りなんていやだ。
次に向かって
11thアルバムのリリースでひと段落したので、12thアルバムのアイデアをあれこれと考えているわけですが、その前に、またSRPGスタジオ用のゲーム音楽素材を作ろうかと思っています。
とはいえ、先日リリースしたNatural game soundシリーズで王道的なものはやりつくした気がするので、今回はまた別の角度からアプローチしようかと考えています。
現在はどういうシーンのBGMが必要になるかといった全体の構成と曲数を考えていますが、それほど時間をかけるのもどうかと思うので、そこは早めに切り上げて作曲に移る予定です。
年末までにリリースするのは難しいかもしれないけど、来年1月にはリリースしたいなあ。
APOLLO09が開催されます
明日の10:00からネット音楽即売会イベントAPOLLO09が開催されます。
今回も出展しますが、ここ数年コツコツと作り続けてきた11アルバムをようやくリリースできます。本当に長かった。自分も相当執念深いなあと思います。
構想を練り始めたのは10thアルバムより前でした。
5thアルバムでジャケットイラストに使わせてもらった磯野先生とまたご一緒したくて即興演奏というスタイルはそのままに、今度はミニマルミュージックではなく、自分の歌心とでも言いますか、メロディーを押し出そうという気持ちで演奏の録音を始めたわけです。
演奏中、考えてしまったり、何かに気を取られてしまった録音はアウトテイクとしました。
なので、1曲1曲には感情と言いますか自分のイメージが色濃く反映されているのではないかと思います。一方で、その演奏に重ねて行く音は考えながら構築しているので、曲自体は自由な作りですけど、思考のバランスはいいのかもしれません。
とりあえず、一つ形にできました。
ちょっとだけ力が抜けてしまったのですけど、また次の作品作りに向けて頑張ろうと思います。また素敵な風景に出会えるといいなあ。
Chinese Instrument seriesとある
ギターやアップライトベースでお世話になっているAMPLESoundさんが先日中国楽器をリリースしましたね。
中々、自分の好みに合うアップライトベースがなくて、フラフラと探していた時にこちらのそれを知り、以来ずっと愛用しているのですが、12弦ギターをリリースした辺りから、今度はマンドリンなんかリリースしないかなあ、なんて思っていたら琵琶でした。(Pipaの読み方はピパでいいのかな)
こちらで扱っているアコースティック楽器の質感がとても好きなので、マンドリンのトレモロなんか個人的にワクワクしていたのですけど、今回のリリースにはシリーズと付記されているし、今後は中国楽器がリリースされていくのかもしれない。
持っているアイリッシュブズーキもマンドリンと同じ複弦だし、ものぐさしないで演奏できるように練習しましょうかね。伴奏用にと購入したものだったのだけども。
北の大地で
日本ハムファイターズが打ち上げたボールパーク構想、ご覧になりましたか?
ライオンズのボールパーク構想も、老朽化したあれこれを改修しつつより良い観戦、練習環境の整備というもので、これはこれで楽しみですし、ワクワクものなのですが、ファイターズが今回紹介したボールパーク構想はその上を行くものだなあと思いました。ちょっと悔しい。
正直に言って、ここで紹介している様子が2023年には現実になっているのかどうかよく分からないのですが、未来に夢を見ようという気概は素晴らしく、是非、実現してほしいなと思います。そして、形になったら一度はここで野球観戦をしてみたい。
今年のドラフトで入った高校生選手、それこそ吉田投手がチームの主力となっている頃にオープンするのだろうなと考えると、選手たちのモチベーションになりそうですよね。選手としてはそうでもないのかな?どうだろう?でも、天然芝っていいよね。羨ましい。
実現するのは、色々と問題が上がっている東京オリンピックの更に3年後なので、まだ先の話ですが、本当に楽しみですね。
旧作に学ぶ
少し前の話ですが、最近の若い方が”ドラゴンボール”を読んでイマイチと感じた、という記事がありました。別のところでも”ニューロマンサー”を”攻殻機動隊”のパクリと断じていた方がいたようですね。
後半の話は、時系列からいうと逆なので、知らないだけなのだろうと思う話なのですけど、礎となった過去作品を読んでガッカリするという気持ちは分かります。
私は推理小説が好きで読んでいたのですが、若手作家さんの文章が合わなかったので、いい機会だから古典的な作品、いわゆる黄金時代と呼ばれた時代の作品を読んでみたのです。
ところが、やっぱりガッカリするんですよね。
ヴァンダインの”ベンソン殺人事件”だとか、高木彬光の”人形はなぜ殺される”は、期待していただけにちょっと残念でした。ネタバレになるからここには書きませんけど、うーんと腕組みをしてしまう。ファンも多く、ロジックの美しさが取り上げられるエラリークイーンの謎シリーズも読んでみたいところなのですが、そんな訳で少し躊躇しています。
そんな中、時代としては新しいけど古典として紹介された鮎川哲也の”リラ荘事件”は面白かったので、こんな風な作品だったらいいなあと思ったりもするのだけど、どうなんでしょう。
でも、ガッカリするというのは、それだけそこに続いた人が洗練させたということなんですよね。読みやすさだったり、ミステリならロジックの美しさだったり。
単純に過去の作品を読んでガッカリするのではなくて、そこからどういう風に派生したかという読み方ができないと、古典というのは思ったより楽しめないものなのかもしれません。