引っ越しました
バタバタしていた引越し作業も終わり、ようやく少し落ち着きました。
必要なものを買いに自転車で遠出したら道に迷ったりと、まだまだ周りの地図があやふやですが、少しずつ行動範囲を広げていきたいものです。
写真は、近所の公園。
公園に野球場が併設されているという素晴らしい立地で、今日も午前中には少年野球が行われていました。1番付けてたので投手でしょうか。サウスポーでまっすぐが90km/hくらいかな。もう少し落ち着いてきたら、使われていない時間にでも壁当てしたいなあ。
音楽制作にもいい環境かな、と思います。
以前よりもずっと静かな環境ですし、音楽室も用意したので楽器の録音もしやすそうです。
現在は、ご依頼いただいたダンジョンRPGの音楽を作っていますが、その前に4/29に催される同人音楽イベントM3へ出展する予定です。
世間としても新学年、新入生というこの時期。
気分を新たに音楽活動に邁進して行きたいと思います。
引っ越すことになりました
10年以上住んだ街に別れを告げて、この度引っ越すことになりました。
「音楽をやるぞ!」と息巻いて実家を出てここに住んでから、思えば色々なことがありましたな。映像音楽はもちろん、単館だけど商業映画の音楽を作って、ディレクターさんと18時間MAスタジオに篭ったり、ミュージカルの音楽を担当したり、アマチュアオケの皆さんに勉強させてもらったり、どれも懐かしい思い出です。
今の場所に不満があるわけではないのだけど、引越し先は今よりも静かで、少しだけ広くもなるので、ささやかだけど音楽室を設けて創作に励もうかと思っています。
また、何より少し歩いた所には野球場(公園)があるので、壁当てをしたり体を動かすことができるというのが素晴らしい。
というわけで、音楽制作をしつつ引越し準備に追われていたりするのですが、そんな理由で4月の上旬はネットに繋げなさそうです。メールの確認もできない。最近の人はスマホでメールの確認くらいはできるのでしょうけど…まあいいや。
もしもご用のある方がいたらお早めにどうぞ。
セルフレジを体験しました
セルフレジ、というものを利用しました。
レジに割と多くの方が並んでいる一方で、セルフレジコーナーはガラガラ。なんだかんだでやっぱり人にお金を払うという習慣(?)は抜けないんだろうなあと思いつつ、私自身は好奇心から試してみました。
使い方は簡単で、品物をかざして機械に読み込ませsuicaで払うというだけ。正直言ってあまりにも簡単なので、このまま品物を持って外へ出てもいいのだろうかという気持ちになりますね。しかも、suica払いなので、万引きでもしているかのような気分です。いや、実際にしたことはないのであくまで想像です。
でも、実際どうなんだろうね。
一応、レシートは出てくるので、それを持ってさえいれば疑われないだろうけど、忘れてしまった時、疑いを晴らせないわけで、そう考えると少し怖い気もします。
個人的には、対価を店員に支払っているという気持ちを得たいので、店員さんがいるならそちらを利用したいなあ。
でも、切符を買う習慣がなくなったようにいずれこういうことも慣れてくるのかもしれないな。
ゲームサントラをリリースしました
2013年から2015年の間に担当したゲーム音楽を集めたサントラをリリースしました。
4作品から収録した全29曲。その内の3作品はフリーソフトなので、ゲームを遊びながら無料で聴けるのですけど、今回のサントラは聴きやすい様にバランスを調整していますので、純粋に音楽としてお楽しみいただけるかな、なんて思います。
自分で言うのも何ですが、全体的に古き良き時代のゲーム音楽なので、ピコピコ音楽ではないですけど、どこか懐かしいゲーム音楽が好きな方には、よりお楽しみいただけるはず。
とはいえ、やっぱりゲーム音楽はゲームをプレイしたことのある人が聴きたいものですが、販売ページではご試聴もいただけますので是非お試しください。もし、ゲーム製作者さんで興味のある方がおりましたらtwitterのDMなどで気軽に声などかけていただけると嬉しいです。サンプルとしてお渡しすることも考えています。
最後になりましたが、今回のリリースにあたり制作のご許可をいただいた各ゲームの制作者さんに感謝いたします。ありがとうございました。また違う作品でご一緒できると嬉しいです。
ファンタジーとはなんだ?
先日ご依頼いただいたダンジョンRPGの世界がファンタジーで、ミラノで声楽をされている方とのボーカルコラボの世界もファンタジー。かくいう私もどちらかというとファンタジー世界が好きな方ですが、色々な方と音楽を通じて話のやり取りをすると、各人、抱いているイメージにばらつきがあるものだなあと感じます。
皆さんはファンタジーという世界にどういうイメージを持っていますか?
ゲーム好きでしたらドラゴンクエストが代表格でしょうか。ウィザードリィのようなファンタジーもありますね。読書が好きな方なら指輪物語だったりするのかな。
私の場合もドラゴンクエストがとっかかりのような気がしますが、世界イメージとしては高校生の頃に読んだロードス島戦記の印象が強いですね。国があって人が住み、それぞれの文化がある中での物語ということで。この歳になるとウッドの気持ちが分からないでもない。
その所為ばかりではないのですが、ダンジョンRPGの音楽制作で少々苦戦していました。ゲームのシステムとファンタジーのイメージが音楽とうまく噛み合わなかったので、オススメの映像を見たり、音楽を聴いたりしました。
自分の中では、ファンタジー音楽というとオーケストラ、とりわけクラシックに近いと言いますか、ハリウッドの映画音楽ではなくて古風な雰囲気というイメージがあります。ロードス島戦記だとそこへ少し民族楽器が入るイメージですかね。
幸い、あれこれ考えて作ったラフも先方のイメージに近くなったので、これから本格的に制作を進めるわけですが、こちらのゲーム作品で自分のファンタジーを表現できたらいいなと思っています。
来月末にはM3もありますし、スケジュールがとてもタイトなんですが、頑張ります。
言うより前に
先日、ダンジョンRPG音楽制作のご依頼を頂きました。ありがたいことです。
詳しくお話を伺うと、分かりやすいと言いますか、覚えやすい、親しみやすい音楽にして欲しいとのこと。締め切りは4月末なので、M3へ11thアルバムを持っていくのはとても難しくなりましたね。イベント会場でもヘロヘロになっているかもしれない。
今回のご依頼で変わっているのは、依頼曲の半分以上が戦闘曲であること。演奏しやすいくらいがいいのだとか。
昨年チップチューンにトライして面白さを知ったので、試してみたい気持ちもあったのですが、結構ジャンルとしては偏っているかなとも思うので、親しみやすさは薄れるんじゃないかと思うわけです。ファミコン世代にとっては強烈な親しみやすさがあると思うけども。
そこで、少し考えてオーケストラでトライすることにしました。
昔から耳にする音ですし、バレエ音楽なんかは覚えやすいので、そういったイメージで。たくさんの戦闘曲をオーケストラでバリエーション豊かに作れるか挑戦してみたいという気持ちもあります。
ゲーム自体は夏頃にリリースを予定しているそうなので、また正式に決まりましたらこちらでもご紹介したいと思いますが、そういう音楽に興味を持っていただけたら嬉しいです。
アルバムをリリースしました
2018年1月26日から2月2日まで東京銀座で開催されたイラストレーター加藤オズワルドさんの個展”8億年タビヲシマシタ。”の会場音楽を集めたアルバムをリリースしました。
ピアノソロ9曲とアンサンブル9曲の全18曲を上記の紹介ページからご試聴いただけますので、是非お試しください。メロディーを大切にしているので、オズワルドさんをご存知でない方も静かで優しい音楽がお好きな方にはお勧めですし、オズワルドさんのイラストを知っている方には、より楽しんでもらえるかなと思います。
さて、音楽のお話。
今回はオズワルドさんの鮮やかで優しいイラストから、”風”を一つのテーマとしました。アンサンブルではチターを使っていることが多いのですが、主体的な部分には吹奏楽器(オーボエ、イングリッシュホルン、リコーダー)を使い、温かみのある優しい風を表現しています。
ピアノソロは即興で演奏しています。
毎週配信している即興演奏は気軽に聴いてもらおうと1分を目安にしているのですが、今回はそういったものもなく、ただただイラストから受けるイメージをそのままピアノで表現しました。そして、そのピアノ演奏を再構築したものが9曲のアンサンブル。打ち込みでは難しい自分の演奏における間を自然と再現できているので、より人間味のある音楽になったかな、と思います。
実を言いますと、このアイデアを11thアルバムで試そうと考えていました。
今回、オズワルドさんから会場音楽制作のお話を頂き、ずっとリリースできずにいる11thアルバムのアイデアを上手く使えないかなと考えたわけで、実際に試してみると想像以上に美しく仕上がったという印象でした。特にオーボエ。
11thアルバムは少々物悲しいので、今回の作品とは裏表になりそうですが、こちらにも興味を持っていただけると嬉しいです。
話が逸れました。
オズワルドさんの作品とは、たまたま別件で伺ったコミティアで出会うことができました。その時にはイラスト集が売り切れていて購入できなかったのですが、お名前のインパクトも手伝ってTwitterからフォローという流れから今回の個展へつながりました。人との縁って本当に不思議と言いますか、分からないものですよね。
オズワルドさんのイラストにも是非、触れてみてください。
紹介サイトからTwitterへ連絡しています。
今回ジャケットで使わせていただいたイラストの他にも魅力的な作品がたくさんあります。マンガやアニメーション、寓話的なものも制作されているようで、また機会があれば是非創作をご一緒したいと思っています。
ありがとうございました。楽しかったです。