音楽を担当したゲーム”札幌駅2019”がリリースされます
8月12日、コミックマーケット96で頒布されるゲーム”札幌駅2019”の音楽を制作しました。
PVも兼ねた遊び方の動画はこちら。
ジャンルでいうと、パズルゲームでしょうか。
私のようなNゲージやプラレールが好きな人なんかには、ただただ眺めているだけでも楽しいのだけど、列車にそれほど興味のない方には届きにくいかもしれません。でも、お時間あれば、ちょっとだけ覗いてみて欲しいなあ。
余談だけど、音楽やっている人の中には鉄道ファンって多いらしいですね。20代の頃仕事で一緒になったキーボード奏者がそんな話をしていて、そんな彼も鉄道ファンだった。どこか通じるものがあるのかもしれない。
話を戻して。
今作では二曲、オープニングとエンディングを制作しました。
そんな訳で提供曲数は少ないのですけど、ステージBGMは全編の音楽を担当した前作のBGMを利用しているので、作品全体の音楽を担当していることになります。
時間に応じて、曲が変わっていくので朝から夜まで駅舎での一日を楽しんでもらえたらいいなあ、なんて思います。個人的には深夜のBGMが気に入ってます。なんかこう、夜、街の灯りはあるけど、いるのは自分一人、という何とも言えないイメージなんですね。
今回のご依頼、頂いた時はお引き受けできないかもしれないと思ってました。
1月下旬から体調を崩して、3月丸々入院。4月の半分を不運な脳梗塞で死にかけたので、退院直後のご依頼に果たして応えられるのかなと思った訳です。完治しない病気を抱えることになった不安もありました。
ただ、楽曲を気に入っていただき、ご依頼くださっているわけですし、なんとか応えたいな、と思い、詳しくお話を聞いてみるとオープニングとエンディングのみだったので、お引き受けできたのでした。(病み上がりだから気を遣ってくれたのかな?)
ゲームのシステムとしては前作とそれほど変わらないけど、鉄道の種類が増えたりして難しくなったと聞きます。自分のイメージだとロードランナーからチャンピオンシップロードランナーになった感じですかね。分かりにくい例えかな。
以下のページで詳しいソフトの紹介をしています。
前作”札幌駅1980”はダウンロード版の取り扱いもあるようですので、どうか気軽に遊んでみてください。
これをきっかけに鉄道好きが増えたらいいな。
最後になりましたが、ご依頼頂いたてんぽくさんに感謝します。前作に続きお声がけいただきありがとうございました。学生の頃に毎日見ていたTV番組”世界の車窓から”が好きで、鉄道にまつわる音楽制作も憧れの一つでした。
このゲームで遊んだ方にも、そんな鉄道ファンの気持ちが伝わればいいなって思います。
よろしくお願いします。