魔術的な世界
6thアルバムのジャケットでお世話になったkaoさんの個展へ行ってきました。
普段は長野で活動されている方なので、お会いするのは二年振り…くらいでしょうか。ただ、お会いする機会が少なく、普段から連絡を取り合っているわけでもないのですが、実際にお会いするとあれやこれやと話が弾むのはお互いにモノ作りが好きだからなのでしょうね。
6thアルバムのジャケット絵でお世話になったということもあって、個人的には氏のイラストが好きではあるのですけど、それはそれ。お話を伺っていると、想像する物語があって、その物語のある情景を色々な形で表現しているようですね。だからきっと、絵を描く、造形物を作るというのは手段の一つなのでしょう。表現することが目的として第一にある、というのは素晴らしいことです。
私は氏のイラストから世界を知って以来、個展などで造形物を拝見しているわけですが、何となくそこから”魔術”という言葉を連想します。魔法じゃなくて魔術。詠唱して魔法が発動するのではなくて、薬などから不思議なことを発生させる、そんなイメージがあるのです。
私には中々発想できない世界で、実に不思議な感覚がするのですが、一方でどういう音楽がこの世界では流れているのだろう、などとも考えます。
まだまだ物語の一部分を形にしただけ、というようなお話もされていたように思いますし、世界が拓けてきたらコラボレーションなどしてみたいですね。
そうそう。
お邪魔する際にカンテレを持って行ったところ、興味を持っていただけたようで、楽器を作ってみようかな、というお話をされていました。手作りの楽器で世界を奏でてみるもの面白そうです。
P.S.
展示は22日まで。詳しくは下記サイトからどうぞ。