誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

たましいかな

舞台の音楽を作って行くにあたって、クラシックの演奏を観たり聴いたりしています。ワタクシ、音楽全般独学ですし、大した知識もないので、創作意欲が増すだけでなく色々と勉強になることばかりです。
それにしても、本当にインターネットって便利だなあとつくづく思う。
私が音楽を始めた頃は、ネットなんてなかったから色んな音楽を聴く為に毎日毎日「世界の車窓から」を観ていた(その回の情景に合う音楽が毎日聴けるのだ、タダで)ものだけど、今はネットを使えば世界の裏側の音楽をすぐに聴けたりする。でも、これだけ情報がフラットになったにも関わらず、街で耳にする音楽にそれほど多様性を感じないのが不思議だ。
映像や舞台の音楽は、基本的に監督やクライアントの意向に従うものだけど、それでいて「あっ、この音楽はアイツだ」と分かるような何かを磨きたい、なんて思うのでした。