汽笛の音を聞きに
鉄道博物館へ行ってきました。
子供の頃から鉄道が好きなので、乗車中に広告などを見かける度に行きたいなと思っていたのですが、忙しさにかまけて延ばし延ばしになっていたのです。
ただ、先日から始めたゲーム”めがみめぐり”を遊んでいると、この博物館とのタイアップとか何とかで、ゲーム中のアイテムが貰えるらしいという話を聞き、足を運んだのでした。
写真はエントランス。実際どのくらいの人が来ているのだろうかと思っていたのですが、休日ということもあってか子供連れの家族が多かったですね。汽車を前に記念撮影をしている家族も多かったです。
入場してしばらくすると、展示してある汽車の転車台回転と汽笛の吹鳴実演が始まりました。転車台の回転については特に何もないのですが、汽笛の生演奏(?)は結構なものでしたね。近くにいたこともあって体に少し音を感じます。それから、この汽笛の紹介で知ったのですが、汽笛の部分には音階の違う笛のようなものが束になっているそうで、そこに高圧の蒸気を通して音を出すのだとか。あの独特の和音はそういう仕組みだったのかと妙に感心しました。なるほどね。
ヒストリーゾーンという大きな車庫のような展示エリアには昔の車両が展示してあって、実際に中へ入り席に座れもします。写真は昭和10年の車両内部。床や窓枠が木です。何となくバスみたいな雰囲気がしました。また、写真は少し明るいけど、実際にはもう少し薄暗い車内です。一人で座っていると切ないとも少し違う何とも言えない気分になりますね。きっと乗り心地も今より悪かったりするんだろうなあ。
最後はこちら。
いわゆるジオラマ展示ですが、TOMIXが今年40周年だとかでその模型が飾ってありました。鉄道がぶれてますけど、これは実際に走っているから。私の技術ではキレイに撮れませんでした。
鉄道の車窓から流れる風景を見るのが私は大好きなのですが、こういうジオラマも大好きです。理由は良く分からないのですけど、カタンカタンという走行音に心が癒されますね。
結局二時間半くらい色々なところを歩き回って堪能してきました。一部リニューアル改装中のため入れないところがありましたけど、十分楽しめました。子供連れ家族が多いと書きましたけど、割と年輩の方もいらっしゃいましたね。歴史的資料の展示もあるから、鉄道好きなら年輩の方の方が楽しめるかもしれません。
男の子は三種類に分かれると聞きます。
車好き、鉄道好き、虫(怪獣含む)好き。
私は断然、鉄道好きで他の二つには昔から全く興味が湧かないのですけど、音楽やっている人にはどういう訳か鉄道好きが多いのだとか。
ひょっとしたら音楽と鉄道に共通して魅了する何かがあるのかもしれません。
歩き回って疲れたけど、楽しい一日でした。
販売終了のお知らせ
2007年からお世話になった楽曲配信サイト”monstar.fm”の国内配信サービスが終了しました。
昨今の音楽市場から検討を重ねた結果ということらしいのですけど、長くお世話になってきただけに残念です。ただ、海外への配信サービスはそのまま継続するそうなので、そちらでは今後もお世話になろうと思っています。
というのも、どちらかというと海外の方が私の音楽は聴かれているようなんですよね。物価の都合などで入ってくるお金はそれほどでもないのですけど、毎月渡される海外での配信実績表がとても長い。「やっぱりインスト(器楽曲)だから国境なんて関係ないってことなのかなあ」などと思いつつ、ニコニコしています。
作曲を始めて少し経った頃ー高校生くらいかなー「音楽ってなんだろう」と考えて出た結論の一つに”目に映らない何かを心に届けるもの”というものがありました。だから、歌詞に思いを乗せたボーカル作品というものの存在が不思議でした。結局のところ、それは自分の考える音楽ではなく、”BGMが付いたメッセージ”という風に納得したわけですけど、自分は音の響きや旋律、リズムから音楽を作ろうと決意したのものです。
人の声は好きです。
そして、楽器の音も好きです。
それらが美しく調和してお互いを引き立てあい、全ての垣根が取り払われた音楽を作って行きたいと思います。
さて。
国内配信が終了したmonstar.fmでは、購入は不可となりましたが、暫くの間は試聴のみ可能とのこと。ミニアルバムのような形で配信した作品もいくつかありますので、もし宜しかったらご試聴ください。
創作を楽しもう
ノベルゲームの楽曲制作についてご相談頂きました。
色々あって具体的な依頼は来年の春くらいからだそうですが、こんな風にご相談いただけるのはとてもありがたいことですね。本当に。
今年の初め、SRPG用の音楽素材集をリリースしたことが契機なんでしょうかね。ゲーム関係の方からチラホラとこういった相談や依頼を頂くようになりました。R-18作品のお話もあったかなあ。私は特に気にしないんだけど、どういうわけかこの手の作品から声がかかったことってほとんどないんですよね。恋愛ドラマはあるけども。
今、音ゲーの楽曲調整をしつつ、11thアルバムも制作しています。
2月くらいにはリリースしたいと思いつつ、音ゲーのリリースも丁度その頃。現在依頼頂いている”リーメベルタ・ノア”の楽曲制作に続き、ノベルゲームの音楽制作、声楽家さんとのコラボもあって夏過ぎくらいまでは結構過密な感じです。
来年はもっともっと創作を楽しむつもりです。頑張ろう。
新人選手入団
新人選手入団発表会の映像が公開されました。
ファンを招いての新人選手発表会というのはライオンズだけとかそうでないとか。
今年も投手中心に六選手。昨年は失策数も多かったし、”守り”に課題のあるチームというのは相変わらずですね。先発の柱が移籍したので、中継ぎだけでなく先発陣も手薄になりますし、余程締めてかからないと最下位なんてことになりかねない状況です。
その移籍した#11を継いだのが、ドラ1の今井投手。
甲子園優勝投手だけど、最近急に伸びてきた選手らしいし、まずは体作りからしっかり取り組んでほしいですね。今年の夏過ぎくらいに一軍デビューできたら大したものだな、なんて思います。
浅村選手が#32から#3になったり、”攻め”の部分はそこそこ力があるはずなので、あとは投手を含めた”守り”。シーズンを安定して戦うにはやっぱり必要な要素です。そういう意味で辻監督に白羽の矢が立ったのでしょう。
多分、多くの方が開幕前に下位と予想するでしょう。
実績なんてあってないような投手ばかりですし、仕方ないとは思いますけど、それをバネにどうか覆すような活躍をしてほしいな、なんて思います。
一部の作品が販売終了となります
長年お世話になってきた有料配信サイトmonstar.fmの一部サービス終了に伴って、こちらで扱っている作品の国内販売が12/22 15:00に終了します。
最近リリースしている作品は、monstar.fm以外でも扱っているので、私の作品全体から見れば一部のものに限られるわけですが、もし古い作品に興味のある方がいらっしゃったらお試しください。販売は12/22で終了となりますが、試聴自体は来年1/31 15:00まで可能なようですけども。
今後、monstar.fmでは海外配信中心となるようです。
私の海外配信はこちらに委託しているので、引き続きお世話になることと思いますけども、自分にとっての有料配信スタートサイトだっただけに、どこか寂しい思いもあります。
上述の通り、今は色々なサイトで作品を有料配信しています。
それだけ有料配信が浸透してきたということなんでしょうし、作り手からすれば、嬉しい話です。でも、そんな中を生き残るというのはやはり難しいことなのでしょう。
それでも、海外配信に注力するということで、外への扉がまたひとつ開き、より多くの方へ楽曲を届けられるようになることを願っています。
長文読解力低下
ラジオのニュースで、最近日本人(特に若い方)の長文読解力が低下している、という話を聞いた。
TwitterやLINEといった短文でのコミュニケーションツールが広く普及しているからなのではないか、という話をそのニュース番組でもしていたのだけど、実際どうなんでしょうね。長文読解ができないと本を読めないし、本を読めないと文章力が育まれないようにも思うので、中々面倒な問題ではありますな。
私の友人知人にはあまりそういう方を見かけないのですけど、仕事の上では時々そういう方がいらっしゃいます。ある不明点を文章(つまりメールで)で簡潔に説明したにも関わらず、よく分からないから確認のためにデスクまで来る人。そもそも送られてきたメールの内容が全く要領を得ない人。そもそも助詞がおかしく文章が破綻している人。
一番最後の人なんかは、今まで何を学んできたんだろうかと呆れてしまいますけど、私と同年代の方にもこういう方が時々いるんです。
一方で、若くてもしっかりした文章を書いてくる方もいます。センスの部分も多少はあるかと思いますけど、テンポ良く、要領良く書かれた文章は読んでいて気持ちがいいですよね。
そんなわけで。
蔓延、というと語弊があるかもしれないけど、短文のコミュニケーションツールが広まることは直接の原因ではないんじゃないかと思ったりします。
かくいう私も若い頃は文章が苦手でしたし、小説を読み始めたのも高校へ上がってからだったので、多分”若い方の文章読解力低下要素”に当時は含まれたんじゃないかな。
でも今は、仕事場では「長文でも分かり易い」と評価いただいています。
意志を伝える力、相手の意志を汲み取る力、それらを養いつつ文章で表現できるようにこんなブログ記事を書いていたりします。
やっぱり練習ですよ。何事もね。
「世界の果てへ」行ってきました
人が描かれておらず、風景画ばかりなのですが、その絵は未来的である一方どこかノスタルジックな暖かみのある雰囲気に溢れていて、不思議な空気感に圧倒されます。
丁度ご本人も在廊中だったので、創作のお話などあれこれしてきました。