誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

友人が作ったゲーム

最近、Youtubeなんかで昔のゲーム映像を見て懐かしんでいたりするのだけど、ふと、大学生の頃、一人でハマっていたゲームを思い出しました。

確か「斬る!」という名前だったような気がする格闘ゲーム

ゲーム名とは裏腹に、手に持っているのは鉄パイプのようなものだったと記憶しているのだけど、相手を叩いて体力をゼロにすれば勝ちというシンプルなゲームでした。

ただ、ストリートファイターみたいに横から見た絵なのだけど、キャラクター自身は移動できないんですよね。必殺技もない。上段、中段、下段の攻撃と防御のボタンがあるだけ。じゃあ、派手さもないこのゲームの何が楽しいか。

とにかく、色々なフェイントができるんです。攻撃ボタンをチョンと押しても、相手にヒットせず、武器を引っ込める。相手を打つには、ある程度ボタンを押し続けないとダメなんです。防御も確か同じ。

で、相手の攻撃を防御すると、こちらの攻撃力が高まるので、上手くなってくると攻撃力が最大になった結果一撃で勝負が決まるようになるんです。

難しいコマンドを入力しないと必殺技が出せない、ですとか楽しく遊ぶ為に少し頑張らないといけないというものではなく、プレイヤーのレベルに応じて楽しく遊べるし、操作も簡単なので、純粋な駆け引きが楽しめる。シンプルで楽しいゲームでした。

 

このゲーム、友人が作ったものなんだけど、確か、剣道の有段者だったような気がする。

ゲームの本質ってこういうところにあるのだと思います。