誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

シャボン玉の思い出

シャボン玉には苦い思い出があります。
幼稚園へ通っていた頃、友人とシャボン玉で遊んでいました。
石鹸水の入った小瓶にパイプを少し入れて、息を軽く吐く。あまり強く吐くとシャボン玉にならないので、適当な力加減が必要です。この遊びの中、私の頭にこんなことが思い浮かんだのです。
「吹く力が強いとシャボンにならない。それなら大きいシャボンを作るためには石鹸水をたくさんつければいいのでは?」
といっても、長い時間浸したところでたくさんつくわけではありませんし、掻き混ぜても無駄。
ここで止めておけば良かったのですが、人間欲を出すものではありません。私はパイプを小瓶に入れたまま、石鹸水を思い切り吸い込んだのです。パイプが石鹸水で満たされれば大きなシャボン玉ができるだろうと思ってね。
…石鹸水を飲んではいけない。
この時、私は身をもって知ったのでした。
よつば】はこんな私の愚を冒さなかったようです。