誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

向き不向きと真理

唐突だけど、やっぱり人間って一度痛い目に遭わないと学ばないんだと思う。
若い人と仕事をしていて、「あーここ間違ってるな」とか「これじゃ相手に伝わらないだろうな」なんて思うことがあっても私は警告しません。尋ねられたら言うけれど。
受けて送り手双方ともにイライラさせて、それを外からほくそ笑むなんていう趣味はありません。ただ、そういう心に来るものがないと、次に活かせないと思う訳ですよ。
先方にミスが知れて怒られれば、もう怒られたくないから次はきちんとしようと思うだろうし、先方も絶対の信頼など寄せてはいけないことを学ぶでしょう。もちろん、自分に飛び火することもあるけど、それは織り込み済み。
ま、それでも直らないなら…その仕事は向いてないってことですかね。
物事はシンプルに考えるのが一番の近道だと思うんです。
メールを書くなら相手に何を一番に伝えたいのか。
作業が煩雑になってしまったなら何を一番優先させるべきなのか。
一つのことを成そうとする時の方法を小さなものから積み上げて考えれば、自然と自分がしなければならないことは見えてくるんじゃないですか。
義務教育期間、覚えた公式やら何やらが社会に出てどれほど役に立つんだと思いもしたけど、そういうことを含めて物事を見る力を養う期間なんだと考えた直したものです。
話が逸れてしまいました。
結局のところ、教えてもらうままにしていては身に付かないってことです。人に文句を言うのは論外。
自分から知ろうという気持ちを持たないと自分の力にはならないよね。