誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

ダイナミクスの話

いつまでできるかアルバムの話。今日はダイナミクスについて。
クラシックのCD(レコードでもいいけど)を聴くと、とても大きな音から聴こえないくらい小さな音まで幅広く収録されていたりする一方、ポップスなんかは、最初から最後まで針が振り切れんばかりの全力投球だったりします。
それぞれ意図があるので、どちらが良いとか悪いという話ではないのだけど、オーケストラなら前者が私の好みです。強弱がハッキリしている方が音楽が生きているように感じるんですよね。抽象的な言い方だけど。ただ、あまりにも広いとちょっと聴きにくい…いや、聴いて頂きにくい。
そこで今回のアルバムでは、音量を大きめに取りつつ楽器の量で変化をつけるようにしてみました。また、周波数帯を調節してできるだけ柔らかい音が広がるようにもしています。
金管のフォルテシモでも耳が痛くないと思うんだけど…どうでしょう。

■7th Album Edge of the world
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