きちんとだらしない
昨日の日記の続き、今日は「かんからちん」の音楽について。
確かH監督からギターを使いたいという要望があったと記憶してます。他の2作品がしっとりした感じなので、差別化するためにカラっとした感じにしたいとかで、音楽としてもリズムを中心に組み立てることにしたんですね。
本作の主人公は、3作品に出てくる主人公の中でも特にぐうたらというかマイペースなので、そのルーズさなんかが表現できているといいな、なんて思いますが、監督やプロデューサーからは良い評価を頂きました。プロデューサーからは「音楽良かった」という電話までありましたっけ。
個人的にも予定と違う使い方をされているところがあったものの、過不足無くアイデアを詰め込めたので、そういう意味では一番スマートな作品かな、と思います。
ただ、欲を言えば…いや、言うまい。次回機会があれば、その時に。