誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

風のように演奏します

20日からのライブに流してもらおうと、現在、5thアルバムのマスタリングをしているのだけど、ふと風鈴を入れたくなりました。
2年ほど前に、盛岡の土産物屋で見つけた風鈴だから「南部鉄器」になるのかな?3つ大きさの違う鈴がぶら下がっている品で、風鈴にしてはちょっと重い。ただ、風に煽られ、3つの音が合わさると絶妙な音がするんですよ。キレイというのはもちろんだけど、繊細というか上品というか、とにかく素敵な音色です。
アルバムはすでに最終段階だったけど、やれることは全てやっておきたいので、早速マイクを立てて、風鈴を録音することにしたんです。
が、これが意外と難しい。
まず、音量がそれほどないので、マイクに近づけないといけない。でも、触れるのはダメ。鈴自体も揺れる。鈴を鳴らすための金属を鈴にぶつける時、強過ぎるとカチンという音が耳障りなので、掠めるより強い程度で。そして、この風鈴は重い。
そんなこんなで約2時間程かけて風鈴の音を録音しました。作品中、それほど大音量でフィーチャーされるわけじゃないけれど、良かったら聴いてみてください。
…風鈴も奥が深いわ。