誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

必要なことと無駄なこと

八月の博物館】、8月前に読み終わりました。
以下、背表紙に書いてある紹介文。


「小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然見つけた不思議な建物「THE MUSEUM」で、謎の美少女、美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、時空を超えて移動することが可能なこの建物の中で、過去のエジプトへ飛んだ二人。しかしその冒険は、長く封印されていた邪悪な力を召還し、大人になった未来の自分自身さえも呼び寄せてゆく。壮大なスケールで展開する、物語のワンダーランド。」


普段はミステリ中心に読んでいるのだけど、この文章に魅かれて手に取ったのでした。
結論を言うと残念ながら「自分には合わない本」でした。平たく言えば面白くないということですね。
ただ、じゃあ時間の無駄だったのか?というとそうでもなく、今回読み進めて行く中で、自分に取って何が面白くないのか、どういう要素が自分に合わないと感じるのかを考える、いいきっかけになりました。
ちなみにその要素の一つが「著者にとっての必要なものと私にとっての必要なものの差」。この差が大きいほど読み辛い。
どんなことにも当てはまるだろうけど、無駄と思うことと必要だと思うことは人それぞれですし、これがセンスそのものなのかな、なんて思います。
選ぶって難しいね。