誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

ジーン

お勧めということで借りていた「機動戦士ガンダムSEED」を見終わりました。1話から50話まで一気に借りて、ほぼ一気に全部観たので、20分×50話=1000分ですか。長いね。
さて感想。
率直に言うと、この作品の絵は私の好みではないので、劇中音楽を聞きながら「飽きたら観るのを止めよう」と思っていたのですが、あれよあれよという間に全部観てしまった訳ですし、結局は「面白かった」という作品になりました。ただ、劇中に出てくる遺伝子調整された人の呼び名は、coordinatorじゃなくてcoordinatedなんじゃないかな?或は、無調整者と調整者をそれぞれnatureとcoordinationにするとか…など、どうでも良さそうな部分がちょっと気になりましたか。
あまり書くと観ていない人に悪いので控えておきますが、遺伝子が話の随所に出てきます。優れた資質を持つよう作られた人とそうでない人の間で争いが絶えない、というわけです。でも、個人的には背景が見えるようになっているだけで、突き詰めて行くと遺伝子にそう書いてあるからなんじゃないかな?って思うんです。
「何のために戦うのか?」
それは自分以外、正確に言うと自分の遺伝子情報を後世に伝える邪魔をする可能性のあるものを排除するため、なわけです。…ちょっと冷たい考え方ですかね。
何はともあれ、色々と考えさせられる作品でしたし、作品自体は暖かく心を打たれるものがあるので機会があれば一度ご覧ください。
ちなみに、本作品で聴いた曲で一番好きなものは、次回予告の曲です。