誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

映画検定から気付くこと

映画検定というものがあります。
映画がどれだけ好きかを量るもののようで、例えば撮影技術うんぬんではなく、●●の映画で登場した喫茶店の名前は?とか、映画をたくさん見ている人ほど強い検定試験なのです。1級から4級まであったかな。
へえ、なんて思いながら4級の問題を見たのだけど、これがさっぱり分からない。考えてみると私はあまり映画を観ていないのです。名作と言われるようなものさえも観てない。その反面、映画音楽などのいわゆる劇伴というものに興味があって制作のお手伝いをしている。
これは一体どういうことなんだろう?
結論を言うと、私は人の心理や行動について推理したり考察するのが好きなのです。音楽自体が確かに好きなのだけど、音楽が内包している性質そのものが、心の部分に作用しやすいと思うのです。そして、劇伴にはその指標がある、と。映像にぴったりあった音楽が出来た時、言いようの無い快感を覚えるのは、これ故だね。
映画の音楽を作る時、映画を観ていた方が監督さん等と話が合うと思うので、あまりに無知識なのも大変だけど、本質は常に見つめられるようにしたいものです。