誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

音と文字と絵

つい先日まで読んでいた【タイム・リープ】のラジオドラマを聞きました。友人の話によると原作をやや端折ったような作りなんだとか。朗読は聞いた事があるけれど、ラジオドラマってあまり聞かないので、話自体はもちろん、その作りにも興味がありました。
で、聞いてみたのですが、何だか説明がくどいように感じます。普通ならこんなこと口に出さない、ということも口に出して描写しています。例え役者さんに力があってもやっぱり不自然に感じてしまうのです。小説なら地の文で、映画なら画で分かってもらえることを音声だけで表現するのは難しいのだろうな。ただ、それが悪いと言うわけじゃなくて、ラジオドラマにはラジオドラマに合ったシナリオが必要なんだなって思います。同じ物語でも媒体によって随分趣が変わるものです。