誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

新本格の始祖

今日は、古本屋で【斜め屋敷の犯罪】というミステリ小説を購入しました。
「趣味は読書です!」と言えるほど本を読んでいるわけでもないのですが、読書は割と好きで、特にこういうミステリ小説が好きなんですね。と、言っても2時間ドラマのような社会派じゃなくて、いわゆる本格物、密室トリックや叙述トリックなど何らかの仕掛けが施してあるものをよく読みます。
最近(と言っても数年前から)は、”新本格”という号令の元、綾辻行人さんを筆頭にたくさんのこういう本格物と呼ばれる小説が発表されているわけですが、今回購入した本を書いた島田荘司さんが、この号令をかけたようです。私の好きな作家の一人、我孫子武丸さんも島田さんにペンネームを考えてもらったとのことでした。
新本格の始祖であり、我孫子さんを世に送り出した島田荘司さんの作品、ワクワクものです。