誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。おめでたくない人はごめんなさい。

 

一年の計は元旦にあり、ということで今年形にしたいことをツラツラと。

 

まずは、昨年から始めているweb参加型企画「ヴェヌスタリア」の音楽を完成させたい。

twitter.com

公式には16箇所の名所があり、現在作曲したのは4つ。最低でも残りの12箇所を作って自分なりの「ヴェヌスタリア」を形にしたいです。

 

次のアルバムも作りたい。

昨年からコツコツと譜面には起こしていて曲数はあるのだけど、昨年購入した音源もあるし、もう少し練りたい。ちなみに「空」をテーマにアップテンポな作品にしようかと考えてます。

 

それから、昨年購入したGameMakerStudio2のマニュアルを読み切って、何か動くものを作りたい。

www.yoyogames.com

 

体験版を触ってみたら分かりやすく動くものが作れたので、セール期間中にこのゲームエンジンを購入したのでした。

 

隙間時間にゲームのアイデアというかルールをメモしているんだけど、それだけじゃゲームとして遊べないので、まずはマニュアルを読み切って、どういうことをどうすればできるか、というところまで理解して、余力があれば何か動くものを作りたい。

 

その他、「イベントに出展したい」とか「ゲームの音楽作りたい」などありますが、自分の力だけじゃどうにもならないので、まずは自分の頑張り次第で形にできることをコツコツと積み上げていきたい。

 

年末には、頑張ったなって思えるようにしたいですね。

 

今年もよろしくお願いします。頑張ろう。

2020年を振り返って

いよいよ2020年が終わろうとしています。

今年はウィルスのお陰で色々な活動に制限が加わったのですが、考えてみれば騒動が本格的になってまだ1年経ってないんですよね。確か、まだ1月は普通に飲み会だとかしていたような気がする。

 

春には、退院後に参加できるイベントとしてM3があったのですが、この頃から深刻になり始めて欠席し、結局秋はオンラインでの参加のみでした。一方で春のM3には間に合わなかったけど、12thアルバムを形にできたのは良かったかな。

natural-wings.net

 

また、素材音楽集の戦闘曲が少ない、という声をいただいたのでSRPG studio用の戦闘曲集も作りました。

www.dlsite.com

 

籠って作る時間が増えたので、活動の範囲は広がらなかったけど、その分、色々な準備をすることができたかなとは思います。

 

準備、とは少し違いますが、来年のリリースに向けてこちらのゲーム作品のために作曲もしました。

www.yos.ne.jp

 

「札幌駅シリーズ」の音楽に続いてこちらも任せてもらえたのですが、本作では、旅をテーマに広い音楽を奏でてみました。アイルランドの楽器、ティンホイッスルを使って牧歌的な感じになっています。ルールを聞くと結構難しいゲームのようなんですが、音楽共々興味を持っていただけると嬉しいな。

 

それから、web参加企画「ヴェヌスタリア」に音楽で参加し始めたのも、準備とは少し違うけど、新しい挑戦だったりします。

twitter.com

 

共有する世界観をテーマに絵を描いてみよう、というのが主旨なんですが、音楽で参加してはいけないということもなかったので、主催者さんへ話を通して参加しております。

こういう設定というのは、自分で中々思いつかないのでとても面白いですね。今のところ、人の気配のない地域の音楽を作っているので、アンビエントのような曲が多いのですが、これから舞台が移るにつれて、より「ファンタジー世界の冒険」という音楽を作れたらいいなと思っています。

 

話は変わって。

 

巣篭もり需要という話がありました。

 

switchの品切れが続いていたりしたわけですが、自分のところにもちょっと恩恵(?)がありました。自分の楽曲は世界中でサブスクリプション配信をしているのですが、その収入が昨年より大分増えたんですよね。単価が0.01円だとか国によるけど1円にもならないのに…ちょっと驚きました。それだけ世界で猛威を振るっているということなんですかね。来年はもう少し落ち着くかな?この調子で増えたら嬉しいけども、ウィルス騒ぎは収束してほしい。

 

そういう収入もあり、面白い音源を導入したので、次回作にも使っていきたいです。

 

そんなこんなで2020年も、もうすぐ終わります。

今年も1年色々な方にお世話になりました。

いつも以上に人と会う機会がなくなってしまったのですが、本当にありがとうございました。私の音楽を聴いてくれた方々にも感謝しています。

 

まだウィルス騒ぎは続いていますが、少しずつでも収束して、またイベントで笛を吹けたらいいな。

 

皆さん良いお年を。

M3オンラインに参加して思ったこと

時間が経ってしまったけど、先日参加したM3オンラインの感想。

 

私の場合、黙って机の上に作品を並べていてもあまり訴求効果がないので、参加するならライブ…というか適当に楽器を鳴らしたりなど、何かアクションしないと参加していることに意味が見出せないのですが、今回は感染予防のため、それらは中止になり、参加は見送ろうかと考えていたわけです。

 

ところが、今回はオンライン開催もある、ということで、ものは試しと参加することにしました。

 

ただ、M3は基本的に対面での即売会ですし、オンラインでの開催がどのくらい盛り上がるのかというのは全く未知数で、正直なところ、何も起こらないんじゃないかと思ってました。M3に参加できない地方の方からは歓迎の声があったようですけど、結局のところネット通販と変わらないように感じるし、イベント特有の雰囲気がどうしても希薄になると思ってたんですよね。

 

いざ、開幕。

 

現地では感染予防対策が採られたりしつつ動きがあったようですけど、やっぱりオンラインは静かでした。現地とカメラでつないであれこれ映していたようですが、ずっと放送しているわけではないようで、自分が見る時は誰もいませんでしたね。

 

運営側も初めてということで、メッセージボードとか色々と工夫を凝らしていたようですが、参加する度パフォーマンスをしていた身としては、やっぱり物足りなかったです。セールスとしも0ではなかったんですけど、お寒い状況でした。

 

今年は開催されなかったようですが、こうして考えると同じオンライン音楽即売会のAPOLLOってうまくできてるんだなって思いました。

booth.pm

ラジオのようにサークルが登録している楽曲がランダムで流れ続けるというのは、購入意欲がなくても楽しめるし、知らない音楽に触れる機会もあるので、改めてなるほどな、と。

 

次回の開催はどうなるのか分からないけど、今回の状況や開催内容を検討して参加を決めたいと思ってます。直接頒布したいものが色々とあるので、できれば現地参加してパフォーマンスしたいところだけど…どうなることやら。

 

一応、MusicVket2という催しに参加することになったので、今回の経験が何かの役に立てばいいなと思います。

www.music.v-market.work

因果が分からなかったので

女性がキャリアを捨てて姓を変え、黙々と家事育児だけをしている社会が持続するわけない、と言っている人がいました。そこには多くの賛同者もいるようです。

 

これを聞いて、なるほど、と思いつつ、社会の持続とどういう因果関係があるのかと疑問に思いました。そこで「賛同者らしきみなさんのリツイートに何かヒントがあるかも」としばらく読んでは見たものの、「そのとおりだ」とか「だから私は日本で結婚したくない」、「こういう考えを持ってない日本人が多い」、「100年前のイギリスと同じ」なんて意見ばかりで、社会の持続について話題にしている人はいませんでした。

 

もしかしたら、自分が抱くような疑問はすでに解決済みで、端的なものの言い方をしているだけかもしれません。ここにリツイートする人たちはいわば同士で、女性差別を擁護したい人たちだけの会合のようなものなのかな、と思ったわけです。

 

いつもなら、「ふーん」と通り過ぎるところだけど、なぜかモヤモヤしたものが残ったので、少し考えてみることにしました。ちなみに、差別を推したいわけでもなければ擁護したいわけでもなく、ただ不思議に思っているだけです。

 

まず、社会の持続ってなんだろう?

 

発信者は特に定義していなかったので、きっと現在の経済社会が安定して継続するということなのだと考えました。まさか、人権が平等になることで人々の心が安定し平穏な社会になる、なんていう曖昧な話ではないでしょうから。

 

経済社会は常にプラスしていくことで上手く回っていくといいます。

www.youtube.com

 

変動はあるけど、未来に借金して成長していくということですよね。だから、常に生産性を増やしていかないといけない。こう考えると冒頭に書いた発信者の意味が理解できます。

 

家事育児といった直接生産性に関わらないことをするより、キャリアを捨てずに外で働き、生産性向上の助けになった方が、社会を持続できる、ということです。これを人権という、情に近い部分で話をするから因果が分からず、モヤモヤしたんですね。

 

昔、女性差別の問題解決にお金を出している資本家に、記者(だったかな?)はその理由を尋ねたそうです。やはり、性別による差別がなく、平等に行動できる社会を望んでいるのですか?と。

 

すると、こういう答えが返ってきました。

 

「違うよ。平等だとか差別だとかは関係ない。家にいる女性も外で働いてもらった方が私たちは儲かるからね。それに、子供の教育なんかも早い内に親から離して一元化すれば統制しやすくなるから、社会を動かすのが楽になるんだ」

 

とても理にかなっていて納得できる話です。

 

話の良し悪しは別にして、賛同者のみなさんはこういう話を理解した上で差別反対、という話をしているのでしょうか。リツイートを眺めていると、人権という正義を盾にして、自分がこうしたい、という風に言っているように見えてしまうのだけど。

 

もちろん、個の意識(情)は大切です。個が集まって組織ができ、力になるのですから。

 

でも、情だけでは社会をより良くするための議論はできないんじゃないかな、とも思います。

ツイッターを眺めていると、冒頭の発信者とその賛同者のような情の強いタイムライン(?)が流れてきて、その度にモヤモヤとします。好きと嫌いで話をしても人は納得させられないと思うんですよね。宗教に近い。

 

ツイッターの文字数制限がこういう流れを助長しているのかも、と冒頭の発言とリツイートから感じました。

リーメベルタ・ノア音楽制作の記録

ちょっと時間が経ってしまったけど、リーメベルタ・ノアの音楽制作について思い出しながら書いてみようと思います。この制作辺りから音楽の発想を少し変えたので、後に読んで何かの発見に繋がればいいなと思う次第です。

 

リリースが2019年8月だったので、過去にいくつか記事を書いています。

こちらはリリースに向けた紹介記事。 

natural-wings.hateblo.jp

音楽のスタイルや制作経緯なんかが書いてあります。

 

そして、こちらはBGM制作で工夫したといいますか、ゲームの進行に合わせて曲の流れが変わる仕組みについての話。 

natural-wings.hateblo.jp

 

この制作にあたっての主要なことは、これら二つの記事に書いてしまったので、ここではこの頃から始めた音楽的な挑戦について書いておこうと思います。

 

和声というと、何をイメージしますか?

普段生活していてもあまり出てこない単語なので、ピンと来ない方もいますよね。単純に言うと、単音ではない音のカタマリ、でしょうか。

 

一人が歌っているところに、もう一人が歌えば、聞こえてくるのは和声(和音)ということになります。そう、和の声です。音楽だと音程の違う音同士のハーモニーを指したりしますね。

 

この和声、コードと言ったりもします。

ある特定の音の重なり方をCメジャーとかAマイナーとか言ったりするのを聞いたことありませんか?曲の展開に合わせてこのコードを変更していくことをコード進行といいます。この進行には一定のルールもあるのですけど、それはもっと詳しい方の記事を読んでいただくとして、ここでは、とにかくコードとその進行がある、ということだけ理解してもらえれば問題ないです。

 

ところで、同じドの音を聴いた時、ピアノのドとギターのドを違うと感じられるのはどうしてか考えたことはありますか?

 

昔は自分も不思議だったんですけど、これって「倍音」というものが関係しているそうなんです。

ja.wikipedia.org

面倒な話は置いておいて、一つの音が出た時、私たちは一つの音しか出てないと思っているけど、実際にはいろんな倍率の音が出ているという話です。その倍率が楽器ごと、もっと言うと声を含めたあらゆる音で異なるので、その差を違うと感じて、ピアノだったりギターだったり、あなたの声だったりを聞き分けられるのですね。ちなみに、この倍率具合がめちゃくちゃなほど音程が分からなくなります。

 

コードというのは、この倍音の具合を総括してハーモニーを体系化したものですが、倍音によって音程が不安定になるという想像ができますね。ピアノとエレクトリックピアノだと同じコードを弾いても、後者の方が響きが濁りやすいなんていいます。

 

話が長くなってきたので、そろそろ結論。

 

楽器ごとに音程(というか響き)が変わるのなら、楽器や和声によっては、いつも考えるようなメロディーやコード進行とは違った展開が作れるのでは?と考えたわけです。ある作曲家さんのインタビューで和声の話を聞いたんですけど、その時に考えたことでした。

 

そんなわけで、このリーメベルタ・ノアからこの手法について実験的に色々と試しています。本作の楽曲制作は2016年からだったので、かれこれ4年ほどチマチマと実験していたことになりますが、大分面白いことができるようになったかなと思います。

 

他の作家さんからすれば「そんなの知っとるわ」ということでしょうけど、自分からするといろんな可能性が広がった感じがあって、ワクワクしたのを覚えています。先人の知恵を使うのもいいけど、こんな風に試行錯誤して発掘していくのも創作の楽しみかなと思うのですが、どうでしょう?

 

ゲーム音楽のみならず、今後の音楽制作にも活用して洗練させていきたいなと思っています。

 

plus.next-soft.net

札幌駅シリーズ音楽制作の記録

音楽を担当した”札幌駅2020+データ生成ツール2”をもち札幌駅シリーズが終わったので、音楽制作についてまとめてみました。後に振り返って、何かに気付けたり、新しいステップに繋がればいいなと思い記録しておきます。

 

www.youtube.com

 

2018年8月に楽曲制作のご相談をいただいたのですが、ご依頼をいただく以前から、ニコニ・コモンズなどで配布している楽曲を映像制作に使っていただいており、列車好き(車窓好き)の私としても毎回嬉しかったです。

大学生の頃は、毎日ビデオに録画して”世界の車窓から”を観ていたので、列車に関わる作品に加われるというのは喜びでした。

 

ゲームは札幌駅一日の列車往来をこなしていくというもので、音楽としてもその時間帯ごとのものが欲しい、ということでした。元々私の音楽を知っている方だったので、テーマというか形式というか、そういったものは自由にでしたね。

 

確か、最初は同じ曲を時間帯ごとのバリエーションにする、という話だったような記憶があるのですが、結局のところそれは止めになり、時間帯ごとに違う曲を用意することになったんです。自分が最初に閃いたアイデアとしては、駅舎の1日ということで、プレイする長さが決まっていることから、時間帯に合わせて変化していく長い1曲を作ると面白いかな、なんて思っていました。曲の断裂感もないし、今何時なのかが曲の進行で分かるようにできるので、印象にも残るかな、と。結局断念してしまったけども。

 

音楽としては室内楽というか、割とこじんまりとした音楽にすることにしました。

北海道とはいえ、舞台は1つの駅舎ですし、あまり壮大な音楽でもどうかなと思ったわけです。パズルゲームでもあるので、音楽の情報が多すぎるとかえって遊びにくいようにも思えたんですよね。

 

 一方で、オープニングとエンディングは映像作品にも使いたいということだったので、特にオープニングは曲の冒頭からテーマメロディーが始まるようにしました。ケースそれぞれですけど、イントロが長すぎると使いにくくなる印象があるので、こうした方が汎用的に使ってもらえるかなと思います。メロディーがチェロなのは”世界の車窓から”へのオマージュですね。溝口さんの音楽好きです。

 

こんな風に札幌駅1980の音楽を作ったわけですが、その後、シリーズとなりました。

 

プレイ中のBGMはシリーズ共通ですが、オープニングとエンディングは新規の依頼をいただき制作しています。が、年代ごとの差をどうするか、というのが結構頭を悩ませた問題でした。

 

100年くらいの差があるというなら、文化も大分変わるので差をつけやすいのですけど、30年くらい前と比べてもそれほどない。また、最初から1980年ということを強く意識してもいなかったので、2012年の楽曲はどうしたものかと考えたわけです。

 

で、調べる中閃いたのがこちら。

 

www.youtube.com

 

これを曲に取り入れたら面白いんじゃないかとピアノを弾いてみると、単純な音なので結構馴染むんですよね。そして、知っている人はニヤリとしそう。

そんなわけで、記事の最初にあげたオープニング映像をご覧になってみてください。

どうですか?札幌駅の音楽でしょう?

おまけにこの音、1980年当時はなかったものなんですよね。

自分で作っててニヤニヤしてました。

 

ただ、意外と分からなかったようで、制作者さんに聴かせたときもこちらから言うまで気がつかなかったようです。それほど自然だったということかな。札幌駅利用者にも気づかれないかもしれないけど、それはそれで面白いからいいか、とほくそ笑んでましたね。気づいた人ってどのくらいいるんだろう?

 

こうして札幌駅シリーズ全4作の音楽を作ったのでした。

 

こんな風に普通に曲としても楽しめるけど、じーっと見れば何かが隠れている、そんなことをするのが好きです。昔作ったアルバムにボーカル曲があって、聴くと造語っぽいのだけど、逆再生させると理解できる歌詞が出てきたりします。余談だけど。

 

以前、一緒に仕事をしていたキーボーディストから「音楽やってる人には鉄道好きが多い」と聞いたことがあります。私もそうだし、その彼もそうだった。

 

理由は分からないけど、整然とした感じが好きなのかもね。

 

ゲームは難しいと思いますけど、よろしかったら遊んでみてください。下記のページでご紹介されています。

www.yos.ne.jp

 

常に思いついたことを全力で注ぎ込むので、それはそれで悩むこともあるのでしょうけど、また機会があれば鉄道をテーマにした作品に関わって、こっそり色々とできたらいいなと思います。鉄道はいいね。

 

 

12thアルバムをリリースしました

12thアルバム「The last wing and the planet walker」をリリースしました。

11thアルバムは、イメージのままに即興演奏したピアノ等々とのアンサンブルでしたが、今回は、イメージのままに演奏したピアノとオーケストラのアンサンブルです。

 

昔から、自分のピアノ演奏とオーケストラで共演できたらいいなあ、なんて思っていたものですが、技術的にも足りなければ、譜面を見ながらきちんと演奏することも苦手なので、いつもぼんやりと思う程度でした。ピアノとオーケストラを打ち込みで作っても、中々自分が想像するような奏者のニュアンスを出せないし、夢かなあなどと思っていたものです。

 

ただ、前回の作品で、即興演奏で細かなニュアンスが自然に出せるということが分かったので、今回トライしてみたわけですが、考えてみればオーケストラと共演って、普通は即興とやるのは不可能なんですよね。あの人数で即興したら大変なことになるし、例えピアノだけが即興だとしても、オーケストラは合わせられない。

 

コンピュータって素晴らしい。

 

このアルバムでは、オーケストラを想像しながらひたすらピアノを弾いて、その演奏に合わせてオーケストラを打ち込んでいます。なので、結構奏者のニュアンスが出ているんじゃないかなあと思います。「ここで合わせたい」とか。ちなみに個人的には8曲目中盤辺りの音の重なり合いが気に入ってます。

 

また、久しぶりにティンホイッスルも吹いてみました。

実際に楽器を演奏すると、指使いというか癖が勝手に入るので、ソフト音源にはない自然なニュアンスが入れ込まれますね。だからリアルな音源があっても、実際の楽器を録音したいと思ったりするのですけど。今回はメトロノームに合わせず、自分のピアノ演奏に合わせて吹いたのですが、タイミングを合いやすく演奏しやすかったのがちょっとした発見でした。

 

音楽のテーマとして、イラストレーター加藤オズワルドさんの「最後の鳥飼と惑星めぐる巨人」をお借りしました。

こちらの作品を拝見した時、いつか音楽で表現したいなあと思ったものですが、自分の作りたいものとテーマが合いまして、今回お願いしたら良いお返事をいただくことができたのです。貴重な作品を本当にありがとうございます。是非こちらもご覧いただきたいのですが、まだ手に入るのかな?

 

音楽は、全8楽章となっています。

 

原作をご存知であれば、シーンを想像して楽しんでもらえるかと思いますし、ご存知でなくても交響詩風、あるいはサウンドトラックのように楽しんでいただけるかなと思いますので、お時間ございましたら是非ご試聴ください。

 

以下の紹介ページで全曲お試しいただけます。

 

◾️The last wing and the planet walker

https://natural-wings.net/nwr012pr/index.html

 

よろしくお願いします。