誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

大きな呟き

悪口に反論しようとした人がいたけど、あの人は賢いから反論させてはいけない、とつぶやいている人がいました。

 

詳しい背景を知らないので、その悪口というのが事実と異なることなのか、あるいは単なる主観なのかよくわからないけど、事実と異なるなら「事実はこうですよ」と反論させてあげた方が良いでしょうし、主観的な感想ならわざわざ反論する場を設ける必要もないんじゃないかなあと思ったりします。主張が異なることだってあるでしょうから。

 

自分が怖いなあと思うのは、当人達よりもどちらかというとその周りにいる人、その事象についてつぶやいている人々です。

 

日本人のほとんどは日本語を読めるけど、きちんと読解することができるのは1/3程度、という話を聞きました。実際のところ、本当にそうなのか分からないけど、感情豊かな人なんかはそういう傾向にあるのかなあと思ったりします。

 

過去、こんなことがありました。

 

とある自作曲をあるサイトから有料配信したのだけど、そのPVを作ってYoutubeにアップしたところ、数ヶ月後にものすごいアクセス数になりました。一体何事かと思って確認すると、コメント欄に「つり乙」なんて書かれていました。

 

「つり」って何だろう?と思ってよくよく調べてみると、ある有名バンドがリリースした曲名と私の曲名が同じだったのです。つまるところ、そのバンドの曲をYoutubeで検索したら私の曲が出てきてご立腹だったというわけですね。

 

まあ、私がこの有名バンドを知っていて故意に曲名を真似たのなら「つり」なんでしょうけど、このバンドがリリースする数ヶ月前(半年くらい前だったかな?)に、私がPVをアップしてるんですよね。もちろん、そのようなバンドは知らない。

 

そのバンドを知らないことは証明できないけど、PVをアップした日付はもちろん、リリースした日付も記載されているのに、あたかも私が故意に真似したと言いがかりをつけてきた訳です。少し考えれば分かることだろうに、こういうことさえ確認できない人がこんなに大勢いるのかと当時驚いた記憶があります。中には「つり乙」のコメント欄に「いや、つりじゃないでしょ」とコメントしてくださった方もいたので、みんながみんなそういう訳ではないのだなあとも思いました。

 

個人的には、そのバンドの新曲をYoutubeで検索している辺り、何だか怪しいなあと思ったりしたものですけど、まあ、きっとPVが見たかったのだろうね。違法アップロードではなく。

 

ただ、それだけではなくて。

 

当時、この話をmixiに書いたところ、友人らにコメントを頂いたりしたのですが、不思議だったコメントが一つありました。

 

「私はそのバンドのボーカルとお話ししたことがあるけど、いい人でしたよ」

 

…どういうこと?

 

そのバンドマンがいい人ならファンもいい人なので、言いがかりをつけてきた人はファンではない、ということ?でも、だから何なのだ?

もしそうだとしても、「話したことがある」程度でその人の何が分かるのだろう?

 

相手の真意が分からなかったけど、詳しく問うてみるのも面倒だったので、「色々な人(あなたも含めて)がいますからね」と返したような記憶があります。

 

少し考えたり調べてみれば分かることを省いて発言したり、「それって関係ないのでは?」ということをあたかも関連づけて発言する人がいて、おまけに多くの人が文章読解できないので、誤解が誤解を生んでいく。そういうスパライルが怖いなあと思う訳です。

 

ただ、元々は呟きで、言ってみれば居酒屋などでブツブツと言っているようなものだから、感情がほとばしっても仕方ないのかなと思ったりします。「こうすべき」とは言えないなあ、と。140文字で議論するのも難しいでしょうし。

 

あなたの意見が尊重されることと同様に相手の意見も尊重しないといけないし、意見は異なるものだから議論をできるなら納得いくまでした方がいいと思うんだけど、わざわざ攻撃的に突っかかっていくのはどうなんでしょうね。

 

読解力がなくても、せめて理知的であってほしいし、自分もそうありたいと思います。

単に、口汚い言葉を聞きたくないというのもあるけど、言葉は相手の魂を傷つけるためにあるんじゃないよね。

何故、私は倒れたのか

前回は突然脳梗塞で倒れて一応復旧した、というお話でした。

 

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しかし、何故倒れたのか。

とりあえず生きてて良かったと思ったものの、また唐突に倒れて、そこが病院でなかったら高確率でアウトな訳で、原因は何だったのだろうかと心配にはなりますね。食事だけでなく、行動制限が加わると面倒です。

 

後日、神経科と消化器科の医師による診療説明が行われました。

資料によると2019年4月11日とあります。

以下、抜粋。

 

空気塞栓が出来た要因について調査したところ、主治医及び看護師の操作に問題はなく、バスキャス本体も病院調査では損傷を認められませんでした。過去の報告で、座位でのバスキャスカテーテルの操作による空気塞栓が挙げられており、今回も座位でのバスキャスカテーテル操作が原因となった可能性が高いと考えらえれます。本来なら静脈に混入した空気は肺でトラップされるはずですが、後のエコーで精査した所、卵円孔という静脈と動脈のシャントが存在することが明らかになりました。このことから、静脈に混入した空気が卵円孔というシャントを通過し、脳に渡ったことにより脳梗塞に至ったと考えられます。

 

要約すると、座った状態で採血したので空気が入ってしまった可能性が高い。ただ、例え空気が入っても、普通は脳まで届かず肺で終わるのだけど、私の場合、心臓に卵円孔という穴が空いていて、そこから空気が漏れて脳まで届き、脳梗塞になった、ということです。ちなみに卵円孔という穴は少数の人間に見られるものだそうです。8人に一人くらい…だったかな。

 

とりあえず、日常的に起こりうる症状ではなかったので一安心でしたが、一度壊れた脳の細胞というのは治らないので、今後の経過を診ていく必要がある、とのこと。この時、失明したので眼科での診療も受けたのですが、視野障害が残ってました。生活に支障はないけど、視界の一部が欠けた状態ですね。

 

こういった説明を親は先に受けたそうで、少々イラっときたそうです。採血時のミスではないのか?と。仕事仲間も病院が悪いんじゃないの?と言ってました。

 

そうかもしれないなあと思ったけど、生きていたし、特別腹も立ちませんでした。死んだら死んだでどうにもならないし、その時は生きている人同士で好きにしてくれ、という感じですかね。

 

どちらかというと、中途半端に生き残った場合を想像して恐怖しました。

 

この日から数日間受け続ける高圧酸素療法にも、相応のリスクがあったらしく、失明中に受ける際、親は一筆書かされたそうです。

 

医師曰く。

 

「高圧酸素療法は、通常よりも高圧状態で酸素を供給します。これによって失明が治るかもしれないが、必ずとは言えない。また、高圧状態なので、鼓膜が破れて耳が聞こえなくなるかもしれないし、肺も破れて自力で呼吸ができなくなるかもしれない。もしそうなったら延命治療をしますか?」

 

つまり、死ななかったとしても、目も見えない、耳も聞こえない、呼吸もできない状態になったかもしれない。

 

想像してみてください。恐ろしいでしょ?

他者とコミュニケーションが取れず、一生真っ白な無音室で過ごすようなものですよ。

 

とは言え、こうして無事に生活できる状態で生き残ったので、まだまだ運もあるなあとは思いました。医師から今回の説明を受けて「運が良いのか悪いのかよく分からないけど生きてて良かったです」と言ったら苦笑いしてましたけど。

 

この日から退院まで、脳卒中集中治療科で過ごすことになるのですが、周りには脳卒中で倒れた方がいました。向かいのベッドには両手が不自由になっている方、向こう隣には、足と平衡感覚が麻痺している方、隣には、もはやどこが良いのか分からない方。

 

自分も一つ間違えばああいう状態だったのだなあと思いつつ、生きることや死ぬことについて色々と考えさせられました。この辺はまた後ほど改めて文章にしたいと思います。

 

とにかく。

 

目が見えるって素晴らしい、ということです。当たり前だけどね。

 

余談ですが、眼科の先生に驚きました。

私を診てくれた先生は、とても若く見え、話もとても分かりやすくフランクな方だったのですが、看護師さんに目の症状について伝言してもらったら、偉すぎて連絡が取れない、という。

 

聞けば大学院の教授なのだとか。

 

大学院の教授というと、だいぶ年配というイメージがあるので軽く衝撃を受けましたが、同時に良い先生でもあるのだろうなあと想像しました。

 

「難しいことを分かりやすく簡潔に説明できる人が本当に頭の良い人である」

 

こんなことを言ったのはアインシュタインだったか?(違ったかな?)

 

脳梗塞と失明は不運だったけど、こういう先生とお話ができて幸運でした。

疑問を持つこと

自分にできることが必ずしも相手のできることとは限らない。

 

今日は、制作もひと段落したということでお昼前くらいに小さな運動場へ行ってきました。退院後に軽くキャッチボールはしてたけど、筋力も落ちていたので、下半身を使ったスローイングはしてなかったんですね。

 

現在も体重は戻っていないけど、とりあえず筋力は戻ったし、どこまで負荷をかけられるかなと思ったわけです。

 

今日の関東は最高気温が40度近くなる、とかなんとか言っており、午後は流石に危なそうなので、午前中に行ってきました。

 

軽く準備運動をして、外周を軽くジョギング。

実を言うと、膝と踵に少し前から痛みというか、違和感があって少し心配していたんですけど、特に痛み等感じることなく、2、3周できました。暑さもあって少し体は重かったけど。

 

で、壁当て。

 

体重移動させつつ、リリース時にスピンをかける意識で投げていたのですが、やっぱり体は重く、キレがない感じでした。腕は振れたと思うけども、ストレートもあまり力がない感じでしたね。まあ、これから徐々にトレーニングをしていけば良いかなと思います。

 

そんな中、同じグラウンドでは、コーチ(?)らしき人が少年にノックしてました。どちらも同じユニフォームを着ていたから少年野球の何かかな?

 

そのコーチは、少年のグラブの出し方についてあれこれアドバイスらしきものを言っていたのだけど、何だかイライラしているような口振りなんですよね。「同じこと言わせんな」とか「さっきも言っただろ!」とか。

 

こういうのってどうなんですかね?

 

「同じこと言わせんな」ってあなたが言わなければいいだけの話ですし、さっきも言ったことを繰り返し発言しているのは、あなたの指導力がないからなんじゃないの?って思うんですよね。

 

どうすれば相手が上達するか、どうしてそういう(その人に言わせれば)無駄な動きをしてしまうのか、一緒に考えてみるという思考にはならないものなのだろうか?

 

きっとそのコーチは野球が上手なのでしょう。

その少年が繰り返してしまうようなグラブの出し方をしたことがないのでしょう。

 

でも、相手は相手。自分じゃないし、感覚も全く異なると思うんですよね。

同じ握りをしても同じように変化球が曲がるわけじゃないのと同じで、力の使い方も人それぞれ全く違うはず。そういったことを考えず、「俺の時はこうだった」というのは指導というのでしょうかね。単に経験を押し付けているだけような気がするんですけど。

 

相手の立場で、というと綺麗な響きでしょうけど、結局のところ相手が高まれば自分にとってもプラスになるわけですから、自分のためでもあるわけです。

 

そのためにはどうすればいいのか、どうすれば相手が良くなるのか、そういったことに疑問を持ちつつ仕事できたらいいなって思うのでした。腹を立ててもどうにもならんよ。お腹すくだけ。

脳梗塞事件

前回は確認のため、三度目の大腸カメラ検査が楽だった、というお話でした。

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そして、2019年4月8日。

 

少しお腹は緩めだけど、その他は問題なく、9日のL-CAPを最後に当日退院する気持ちで、この日は朝の採血から始まりました。もう炎症値も正常だったけど、まあ、念には念を入れて。

 

明日のL-CAPに備えて首にはカテーテルが刺さっているので、いつものようにそこから採血。もう点滴もしていないから腕でも大丈夫だったんだけど、せっかく首から採血できるし、注射の刺し直しもなければ痛くもないのだからこちらを選ぶでしょ?

 

・・・

 

気づいたらベッドの上で意識が朦朧としてました。

 

強烈な頭痛と吐き気に加え、目を開けているのに何も見えず、看護師さんたちの声だけが聞こえてくる。どうやら自分はベッドに寝かされたまま、どこかへ運ばれているようで、方向転換したりするとちょっと気持ちが悪い。

 

でも、意識が朦朧としているためか、目が見えないからなのか、まるで夢を見ているような感覚でした。吐き気もするけど、現実感がないというか、そんな感じ。

 

そのうちに親の声が聞こえるようになり、調子はどうか、などと聞かれたので、目が見えないと答えた記憶があります。目の前に手をかざしても、光が遮られたという感覚しかない。

 

この後、ベッドで運ばれて治療が始まりました。

青っぽい個室に入り、口に酸素マスクをして、寒さに震えながらじっと耐えてました。そういえば、耳栓もしましたね。

 

意識を失いそうになりながらも何とか治療を終えて戻ってきたのは、集中治療室。集中治療室の看護師さんはすごく優しいですよ。そんなにしなくてもいいのに、というほど。

 

こうして何が何だか分からないけども、とりあえず意識が回復して(しかし失明中)落ち着いたのが19:00くらいでしたか。この時、発熱もしていたけど頭痛は治っていたのでそのまま眠ったのでした。することないし、できないし。

 

翌朝。

 

頭痛や吐き気は治ったものの、相変わらず何も見えない。

ただ、何となく人影というか、輪郭らしきものが見えるようにはなってきましたね。また、腕を上げてみたり、足を折りたたんでみたりできるかどうか、ということを何度か試されました。後から聞いたところによると、脳に障害があるとそういうことができなくなるらしい。

 

髪を洗ってもらった(ベッドの上で!)り、主治医や神経科の回診や歯を磨いたりしている間にも段々視力が戻ってきて、昼過ぎくらいにはもう見えるようになっていた気がするんだけど、改めて見回してみると、集中治療室だなあということが分かります。

 

ベッドの上にはディスプレイがあり、色々な数値が絶え間なく動いていて、患者さんには色々な線が繋がれている(私も)。部屋も通常の病棟より広いんですね。また、廊下の作りも少しくねっていたりして、独特でした。

 

この日は15:30から昨日受けた治療が始まりました。

高圧酸素療法、というもので、通常の20倍(だったかな?)の酸素を特別個室で受けるのだけど治療は5時間もかかるのです。また、基本的に一度入ったら治療が終わるまで出られないし、金属は持ち込めないので、何もできない。おまけにゴーッという音がずっとしているので、会話もできない。

 

何かあった時の為に神経科の先生も一緒に入ってくれてたんだけど、5時間も大変だなあと思います。先生は本を持ち込んでいたので、どんな本なのだろうと覗いてみると、それは医学書でチンプンカンプンでしたね。

 

治療が終わったのは21:00くらい。もう目も見えるということで、普通病棟に帰ることになったのですが、この時、消化器科から脳卒中集中治療科へ転科されていて、帰ると言っても違う部屋だったのです。新しい担当看護師さんが挨拶してくれたけど、消化器科の看護師さんに挨拶できず移ってしまったのが、少し寂しく申し訳ない気持ちでした。

 

その部屋には窓があって、そこで撮影したものが文頭の写真です。

自分の手も、人のものじゃないみたいに真っ白でしたね。

 

数日後、何故倒れたのかということの説明を受けるのですが、文章が長くなってきたので、次回に譲ります。

音楽を担当したゲーム”ユニティユニオンズ”の体験版が頒布されます

さらに引き続き、8月12日のコミックマーケット96で頒布される体験版”星樹の機神ユニティユニオンズ”の音楽を制作しました。

 

諸事情あって、数曲は私はアレンジで参加しております。

ですので、体験版で流れる曲の多くは、私の作曲ではないのです。ボス戦やイベントBGMなんかは私が作曲から編曲まで担当してますけども。プレイ映像はこちら。

www.youtube.com

 

完成はもう少し先だそうですが、体験版はお安いので、当日「コミケに行くよ」という方は是非お立ち寄りください。

 

ゲームジャンルはハックアンドスラッシュTPS。

爽快アクションといった趣きなので、スカッと遊びたい方にオススメ、かな。

 

音楽のスタイルとしては、ファンタジックなポップ・ミュージックでしょうか。

 

製作者さんからは、「ファンタジーなのでオーケストラ調がいい」というお話を頂きました。ファンタジーでオーケストラ、というと、ロード・オブ・ザ・リングを想像するのだけど、資料を拝見してみると、キャラクターや世界からポップな印象を受けたので、オーケストラを基調にしつつ、イメージとしてはポップ・ミュージックにしてみました。

 

また、全体をアコースティック楽器でまとめています。

(物語の展開に合わせてシンセサイザーが増えてくるんですけど、その話はまた今度)

 

前述の通り、今回は体験版で、私の作曲した曲が少ないので、詳しい音楽のお話は完成版がリリースされてからにしようかなあと思いますが…今回の制作では、色々なことがありました。

 

ご依頼を頂き、編曲が済んだと思ったら入院。制作が間に合わないから、入院中のベッドで紙(五線紙)と鉛筆を使って作曲していたこと。声優さんのスタジオ収録を見学したことなど。特に、紙と鉛筆で作曲した今作は、いつもとは違ったメロディー運びになって、色々と発見がありました。転んでもタダでは起きないのだ。

 

楽曲のラフは全てOKを頂き、現在各曲の各パートを録音しています。

 

暑い日が続き、8月12日もきっと暑いのでしょうけど、音楽制作頑張りますので、完成版をどうぞお楽しみに。

www.denneko.com

音楽を担当したゲーム”リーメベルタ・ノア”がリリースされます

昨日に引き続き、8月12日にコミックマーケット96で頒布されるゲーム作品”リーメベルタ・ノア〜古の遺産と封じられた塔の魔獣〜”の音楽を制作しました。

PVはこちら。

www.youtube.com

ゲームジャンルはシミュレーションRPG

本作は二作目ですので、まずは一作目を遊んでみてもいいかもしれないですね。

 

こちらが一作目。音楽は私ではありませんけども。

plus.next-soft.net

 

楽曲制作のご依頼を頂いたのは、2016年5月。

全く何の前触れもなく、突然メール頂いたのでちょっと驚きでしたが、驚いたのは前触れがなかったことではありませんでした。

 

実は、その数日前に一作目のPVを見ておりまして、曲調や作品の雰囲気に興味を持っていたのです。そのうちに営業をかけてみようかなあとメモしておいた矢先、向こうから依頼が来たので驚いたわけなんですね。

 

ただ、ご依頼の内容を伺ってみると、ファンタジー作品ではあるけど、一作目のような雰囲気ではなくて、どことなくテクノロジーがあるような世界のお話でした。

 

そんなわけで、残念というほどでもないけど、少し気持ちを切り替えて臨んだ記憶があります。

 

音楽のスタイルとしてはファンタジックな要素を盛り込みつつ、シンセサイザーを多用したエレクトロニカ。アコースティック楽器のアプローチもあるけど、基本的にはシンセサイザーの音楽ですね。そういう意味では、一作目とだいぶ毛色が違うんじゃないかな、と思います。ゲーム製作者さんの狙いと合致していればいいのですけど。

 

また、この頃から音楽的に挑戦していることがあって、アンサンブルが少し変わってきているはず。主に和声と楽器の話なんですけど、この後にリリースした11thアルバムManaなんかでは、少し発展しているかな。

natural-wings.net

 

とにかく、ここでは音楽の話しかできないけど、完成したゲーム作品を是非遊んでみて欲しいです。数年かかっている結晶を堪能して欲しい。

 

ゲームの制作は、想像するよりはるかに大変なことなのだろうと思います。

 

プログラムはもちろん、データの制作や調整。遊んでみてバランスも整えないといけない。気が遠くなりそうです。

 

私は頂いた資料を元に、遊んでくれるユーザさんを想像してBGMを作ることしかできないので、こんな風にゲームを一から作り上げる技術や精神力に脱帽です。本当に素晴らしいとしか言えない。

 

そんな制作スタッフに今回加えていただき、NEXT-SOFT+さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。そして、制作お疲れ様でした。

制作が終了して一休み、リフレッシュ中かな、とは思いますが、また次回作などでご一緒する機会があると、とてもとても嬉しいです。

 

その時は、自分の音楽も、もっともっとレベルアップして、尽力できればと思います。

plus.next-soft.net

音楽を担当したゲーム”札幌駅2019”がリリースされます

8月12日、コミックマーケット96で頒布されるゲーム”札幌駅2019”の音楽を制作しました。

PVも兼ねた遊び方の動画はこちら。

www.youtube.com

ジャンルでいうと、パズルゲームでしょうか。

私のようなNゲージプラレールが好きな人なんかには、ただただ眺めているだけでも楽しいのだけど、列車にそれほど興味のない方には届きにくいかもしれません。でも、お時間あれば、ちょっとだけ覗いてみて欲しいなあ。

 

余談だけど、音楽やっている人の中には鉄道ファンって多いらしいですね。20代の頃仕事で一緒になったキーボード奏者がそんな話をしていて、そんな彼も鉄道ファンだった。どこか通じるものがあるのかもしれない。

 

話を戻して。

 

今作では二曲、オープニングとエンディングを制作しました。

そんな訳で提供曲数は少ないのですけど、ステージBGMは全編の音楽を担当した前作のBGMを利用しているので、作品全体の音楽を担当していることになります。

 

時間に応じて、曲が変わっていくので朝から夜まで駅舎での一日を楽しんでもらえたらいいなあ、なんて思います。個人的には深夜のBGMが気に入ってます。なんかこう、夜、街の灯りはあるけど、いるのは自分一人、という何とも言えないイメージなんですね。

 

今回のご依頼、頂いた時はお引き受けできないかもしれないと思ってました。

 

1月下旬から体調を崩して、3月丸々入院。4月の半分を不運な脳梗塞で死にかけたので、退院直後のご依頼に果たして応えられるのかなと思った訳です。完治しない病気を抱えることになった不安もありました。

 

ただ、楽曲を気に入っていただき、ご依頼くださっているわけですし、なんとか応えたいな、と思い、詳しくお話を聞いてみるとオープニングとエンディングのみだったので、お引き受けできたのでした。(病み上がりだから気を遣ってくれたのかな?)

 

ゲームのシステムとしては前作とそれほど変わらないけど、鉄道の種類が増えたりして難しくなったと聞きます。自分のイメージだとロードランナーからチャンピオンシップロードランナーになった感じですかね。分かりにくい例えかな。

 

以下のページで詳しいソフトの紹介をしています。

www.yos.ne.jp

 

前作”札幌駅1980”はダウンロード版の取り扱いもあるようですので、どうか気軽に遊んでみてください。

www.vector.co.jp

 

これをきっかけに鉄道好きが増えたらいいな。

 

最後になりましたが、ご依頼頂いたてんぽくさんに感謝します。前作に続きお声がけいただきありがとうございました。学生の頃に毎日見ていたTV番組”世界の車窓から”が好きで、鉄道にまつわる音楽制作も憧れの一つでした。

 

このゲームで遊んだ方にも、そんな鉄道ファンの気持ちが伝わればいいなって思います。

 

よろしくお願いします。