誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

初陣

今日は検察審査会に行ってきました。会長としての参加は一回目となります。

今まで参加した限りですと、最初は多少意見の割れることはあっても議論を交わして行く中で、全体が一方に傾くため、議決の段階では流れの確認という程度の話なんですが、今回はいくら話しても平行線でした。証拠となるような客観的な物証が少ないというのも原因ですかね。

あまりにまとまらないし、延々話していても時間が過ぎるばかりなので、それぞれの意思が固まったところで、議決を行ったところ、なんと票が5対6になるという接戦で、最後の一票を私が読み上げた時、場がざわつきました。局長曰く、「可能性としては考えているけど、ほとんどない」とのこと。

…最初の仕事がいきなりハードだったと言えばそうなんだけど、考えてみれば、一方の意見に集約する必要なんてないんですよね。最初の段階でどっちとも判断できなかった考えが議論を通してどちらかの判断に固まりさえすれば。

今回、皆が意見を言い合えるようにと思って、自分はそれほど発言しませんでした。早い段階から意思は決まっていたのだけど、会長という立場から相手を解き伏してしまうことが怖かったから。

端から見たらまとまりのない会議にみえるのだろうけど、次回以降もそれぞれが自分なりの意思を組み立てられる会議にしたいなと思います。