誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

届くものと価値

5thアルバムから海外配信などしておりまして、販売管理の画面を覗いてみると履歴が並んでいるのですが、ほとんどがあまり知らないサイトです。以前、少し気になってサイト名からいくつかアクセスしてみたことはあるのだけど、「あなたの国からはアクセスできません」というようなメッセージを見て以来、無駄な抵抗は止めました。
サイト名の他、楽曲の単価も管理表には表示されています。
この単価が実に様々で、同じように販売されても桁が違う場合すらあります。でも楽曲は同じ。
文化の異なる国の人が、わざわざお金を払って自分の曲を聴いてくれる。もちろん、国内の方が聴いてくれるのも嬉しいのだけど、また、違った感慨があります。単価の低いサイトは、比較的貧しい国だったりするのかな…なんて考えたりすると、せめて自分の音楽は希望に満ちているものでありたいなと思ったりするわけです。放っておいたって厳しい現実に向わなければならないのだから、何もわざわざ悲しみに満ちたものを作り出さなくてもいいかなと。
…まあ、中間マージンが大きく占めている可能性もありますけどね。
ただ、いずれにせよ届ける楽曲に差はなく、どなたにも対等であるわけです。
お金も大切だけど、それ以上にいつも誠実でありたいものですね。