誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

恐い夢レポート

今朝(昨晩っていうのか?)、恐い夢を見ました。
夢の内容って起きた途端に忘れてしまう場合が多いようですが、この文章を書いている現在も記憶しているので、自分にとっては結構なインパクトだったんだなあ、なんて思います。今日一日過ごしても、これ以上のことはなかったので、下記しておきます。文章だからそんなに恐くないかな。



私は学者で「呪い」の研究をしている。
人の心に発生するこうした負のエネルギーの性質などを調べることで、精神と身体のバランスを解き、精神的に豊かに生きて行く方法を探っているわけだ。
ところが、この研究が漏れたかどうかして、負のエネルギーに満ちた人々がたくさん現れるようになってしまった。負の方向にばかり力が注がれると人間は恐ろしく、私は身を隠しているので分からないけど、世の中大変なことになっているらしい。負の人間、外見では分かりにくい場合があるけど、エネルギーが高まってくると首筋におかしな模様が浮かんでくるらしい。


さて、身を隠していると書いたのは、何故か負のエネルギーの高い人間が私を狙っているから。負のエネルギーも正に変換してみんなが前向きに生きている世の中になると困る人がどこかにいるのか。プロレスラー風の人間にボディーガードをしてもらっている有様だ。


場所は、とあるビルの一室。白く殺風景な部屋に私とボディーガード数名がいるのだが、どうも様子がおかしい。どうやら階下から連中がやってきているようで、ガードマンもやられたらしい。相手の人数は不明。私から見れば恐いものなんてないんじゃないか?と思うボディーガードも連中は恐いらしい。妙なオーラというか気のようなものが耐え難いのだとか。


ドアを激しく叩く音。


連中がとうとうここまできたらしい。「来てやったぞー!」などと大きな声で叫びつつこじ開けようとしているが、人間の力ではどうにもならない頑健な扉をあきらめたのだろう。少しだけ静かになると、今度はベランダづたいに部屋へ侵入してきた。


狙われる理由は分からないが、私もむざむざ倒されるわけにはいかないので、手近の金属バットで応戦する。人間ってこんなにバラバラになるんだなあ、なんて思うくらい叩いて叩いて粉々にしたのだけど、戦闘中、ボディーガードが全然援護してくれなかった。


「おい、私一人に戦わせるつもりか?私を守るのがボディーガードの務めなんじゃないのか?」と振り返りながら声をかけると、何故かボディーガードたちは訝しいような、恐れを抱いているような表情を浮かべて言うのだ。


「首筋に…模様が…あなた…」


聞き取れたのはここまでで、直後、痺れが走って視界がゆがみ、世界の色が変わった。

…ここで目が覚めました。
文章じゃ伝わりにくいと思いますけど、内側からえぐられるような恐さで、起きた後暫く放心していました。怪獣だとか恐いものが現れる恐い夢は見るけど、今回のようなものは初めてでした。ヤレヤレ。