誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

初めてのリード

今日はサックスの教室に行ってきました。
楽器屋さんに飾ってあるサックスを見たことはあるけれど、実際に本物を触るのは初めてで、どうやってリードをブルブル震えさせるのか、等々さっぱりでした。
「これ、濡らして下さい。」
と言われて、竹の欠片のようなものを渡されます。ふむ、これがリードか。竹とんぼの羽を想像していたのだけど、思ったより薄いですな。講師の方が楽器の準備をしている間、私は検温のようにリードを口にくわえて待ちます。
さて、準備が終わりいざ発音。


ブー


おお、音が出るではないですか。吹き口の部分だけでの練習だけど、意外と大きな音が出るものです。さらに、リードが振動すると下唇がとてもくすぐったいので、ちょっと変な感じがします。そんなわけで、次は実際にサックスを鳴らしてみることに。

サックスって思ったよりずっと重いです。私は笛を吹く時、真っすぐ立って吹くのですが、その姿勢だととてもじゃないけど、サックスを持っていられない。ちょっと態度の悪い人、という感じで構えつつ、いくつかの音階を出している最中にレッスンが終了しました。

終えてみて、もっと吹きたいなあ、という感じでした。まあ、はっきり言えば、楽しいのですね。元々は、例えば好きなサックスプレイヤーがいるとか、そういうものでなく、単にウィンドシンセを使いたいからリード楽器を体験しよう、という気持ちでいたのですが、これはこれで別の楽器として面白い。これで楽器の値段がもう少し低ければ、すぐにでも手を出すところなのだけど、ちょっと覚悟のいる金額なんですよね。う〜ん。迷うなぁ。

ん?

でも、リードで発音に苦労しなかったから篳篥とかザフーン(だったかな?)なんかもできるかな?