誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

最近気づいたこと

セリフについて。
漫画の場合、大抵吹き出しが登場人物のイラストに添えてあるので、そのセリフを誰が発しているのか分からない、ということは少ないですよね。
小説の場合は、そういったイラストがないので地の文と区別するために「」でくくっているのだけど、一つの場面でやりとりする人物の数が増えたり、セリフの応酬になると時々分からなくなったりするのです。ちなみに、私は誰が話しているかを自然に読み取れる文章が好きです。
そこで、本題。
以前読了した【スカイ・クロラ】を最近読み直してみたんですけど、セリフに関してちょっとした法則を見つけました。それは、「改行しないセリフは同じ人物が発している」というもの。
今までこういうことを気にしたことなかったんだけど、この本を読むと時折どっちが言っているのか分からなくなったんです。そこで、文章全体を眺めてみるとどうもそういう法則があるようだ、と。
趣味読書と言えるほど読んでないけど、それなりに本好きなので、一般常識のようなことに最近気づいたことがちょっと悔しい。