映画「アメリカン・スナイパー」を観ました
今回見た映画はこちら、”アメリカン・スナイパー”。
色々な映画を観てみようと思うものの、興味を抱くのは大抵ヒューマンドラマだったりします。その次はSF、サスペンスですかね。ホラーは怖いからダメだし、アクションも危ないから見ないし。(入院中、トランスポーターを観たけどすごかったなあ)
この映画もヒューマンドラマのコーナーに置いてあったのですが、ショップのオススメというか「あなたはこの映画を観ましたか?」というポップに惹かれて選んでみたわけです。観てないからね。
実在の人物のお話を元にして描かれた映画だそうで、9.11後のアメリカの報復活動時に活躍した狙撃手を主役に物語は進んでいきます。
派遣されては帰還して、派遣されては帰還して。
そうやって行き来する内に段々と病んできてしまう。
主人公は祖国を守るという思いから志願して、多くの成果を上げ、”伝説”とまで言われるようになるけど、人を殺して得られる平和や幸せって何だろうと思ってしまう。
人が生きることは、常に何かを犠牲にしていることでもあるのでしょうけど、実際に手を下してきた人は、多分、死ぬまで問い続けることになるんだろうなあと思うわけです。辛いことだね。例え愛する家族がいたとしても。
それでも、4回の派遣で退役して家庭に戻り、ラストは優しい父親として描かれます。風と砂埃の世界から、優しい緑の溢れる世界を見ると、幸せであってほしいなと強く思うわけですが…エンディングはとても残念でした。
特に、私はこの作品を知らなかったので、スタッフロールでは只々呆然としていました。
もし私のように観たことのない方がいれば、お勧めしたい映画の一つです。