自分にできることが必ずしも相手のできることとは限らない。
今日は、制作もひと段落したということでお昼前くらいに小さな運動場へ行ってきました。退院後に軽くキャッチボールはしてたけど、筋力も落ちていたので、下半身を使ったスローイングはしてなかったんですね。
現在も体重は戻っていないけど、とりあえず筋力は戻ったし、どこまで負荷をかけられるかなと思ったわけです。
今日の関東は最高気温が40度近くなる、とかなんとか言っており、午後は流石に危なそうなので、午前中に行ってきました。
軽く準備運動をして、外周を軽くジョギング。
実を言うと、膝と踵に少し前から痛みというか、違和感があって少し心配していたんですけど、特に痛み等感じることなく、2、3周できました。暑さもあって少し体は重かったけど。
で、壁当て。
体重移動させつつ、リリース時にスピンをかける意識で投げていたのですが、やっぱり体は重く、キレがない感じでした。腕は振れたと思うけども、ストレートもあまり力がない感じでしたね。まあ、これから徐々にトレーニングをしていけば良いかなと思います。
そんな中、同じグラウンドでは、コーチ(?)らしき人が少年にノックしてました。どちらも同じユニフォームを着ていたから少年野球の何かかな?
そのコーチは、少年のグラブの出し方についてあれこれアドバイスらしきものを言っていたのだけど、何だかイライラしているような口振りなんですよね。「同じこと言わせんな」とか「さっきも言っただろ!」とか。
こういうのってどうなんですかね?
「同じこと言わせんな」ってあなたが言わなければいいだけの話ですし、さっきも言ったことを繰り返し発言しているのは、あなたの指導力がないからなんじゃないの?って思うんですよね。
どうすれば相手が上達するか、どうしてそういう(その人に言わせれば)無駄な動きをしてしまうのか、一緒に考えてみるという思考にはならないものなのだろうか?
きっとそのコーチは野球が上手なのでしょう。
その少年が繰り返してしまうようなグラブの出し方をしたことがないのでしょう。
でも、相手は相手。自分じゃないし、感覚も全く異なると思うんですよね。
同じ握りをしても同じように変化球が曲がるわけじゃないのと同じで、力の使い方も人それぞれ全く違うはず。そういったことを考えず、「俺の時はこうだった」というのは指導というのでしょうかね。単に経験を押し付けているだけような気がするんですけど。
相手の立場で、というと綺麗な響きでしょうけど、結局のところ相手が高まれば自分にとってもプラスになるわけですから、自分のためでもあるわけです。
そのためにはどうすればいいのか、どうすれば相手が良くなるのか、そういったことに疑問を持ちつつ仕事できたらいいなって思うのでした。腹を立ててもどうにもならんよ。お腹すくだけ。