平成のゲーム最高の1本…ですか
元号が変わる前、平成のゲーム最高の1本、という記事を見ました。
”今”のゲームファンはこういうセレクトをするのかあ、なんて思いつつ、1位のクロノ・トリガーすら遊んだことがないし、平成はゲームから離れていたのかなと思い返してみると実際はそうでもないんですよね。
自分の場合は、ゲームボーイもあったけど(SFCはなかった)、PC98のゲームで遊んでいたのでその印象が強いです。特に日本ファルコムの作品はよく遊んだ記憶があります。その他、今で言うインディーゲームも遊んでました。Bio_100%とか。よくキーボードでアクションゲームをプレイできたなって今思う。
でも最高の1本って言ったら何だろう。
小学生の頃、ゲームに夢中だった時期で社会的に色々あったドラゴンクエスト3は、インパクトがあったなあと思います。”ふっかつのじゅもん”がなくなったというのもインパクトがあった。でも、この作品は昭和なんですよね。
こういうのは思い入れもあるんでしょうけど、個人的にはPC98で遊んだブランディッシュが平成のゲームでインパクトがあった…かな。
今となっては珍しくもないのでしょうけど、当時はマウスだけでアクションRPGが遊べるという独特の操作がとても楽しかった記憶があります。のちにPSPでリリースされていたような気もしますが、このゲームの面白さは、是非マウスで味わってほしいですね。
他にも色々なゲームで遊びました。
PC98はアクションゲームが苦手なはずなのに、どういうわけか遊んでいたゲームはアクションゲームが多かったような気がする。技術者としては挑戦したかったってことなのかもしれないけど、つまりそういう時代だったのだと思います。
かくいう私も、日本ファルコムのゲーム音楽に魅了され、PC98から流れてくる曲の音色を真似して作ったりしてました。PC98にはFM音源が内蔵されていて、同じ機械を使うのだから同じものが作れるはず、という理屈で音色や作曲のプログラミングを学んだものです。
結局、平成はそのまま音楽に費やして、企業のPVやら映画、ドラマの音楽にミュージカルなど色々と経験を積むことができましたけど、なんだかんだで今はゲームの音楽を作っているのだから分からないものです。
ゲームも随分変わったなあと思います。
基本的には、”誰かと何かを競うこと”がゲームなのだろうと思ったりするんですけど、セレクトされた作品を眺めているとそういう時代でもないのかもしれません。それだけ成熟してきているのでしょうし、なかなか新しい発想のゲームも出てきにくいのかもしれないけど、新しい時代、またインパクトのある作品に出会えたらいいな、なんて思います。
ちなみに。
どんなゲームでも一番大切なことは、操作性だと思います。触り心地といってもいい。
でも、いつかこんなことも違う話になるのかもしれないな。