ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。12回目はスクウェアの水晶の龍。
先日紹介したデッドゾーンもそうだけど、86年はAVGがリリースされていた年だったんですかね。ディスクシステムが登場して記録も安易になったし、中断して続きを遊べるゲームが増えてきたのかもしれない。
しかし、こちらの作品は最後まで行けませんでした。
砂漠の中を彷徨っては部品を集め、宇宙に行っては龍に落とされるという繰り返しをしていたような気がします。ただ、その砂漠を彷徨っている感じがSFっぽいというか何とも言えない雰囲気でしたね。
音楽はオープニングとエンディングにしかなく、最後まで進めていない私はオープニングテーマしか知りません。ただ、この曲がすごく好きで、当時、友人宅でカセットテープに録音させてもらい、家で聴いていたものです。ディスクシステム持ってなかったからね。
で、大分経ってから知ったのですが、こちらの音楽はファイナルファンタジーで知られる植松さんが担当されていたのだとか。この1年後にファイナルファンタジーがリリースされることを思うと、色々迷走していた時期だっただろうなあと余計なことを思ったりします。
チップチューンで良い曲を調べようとすると、大抵、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストが出てくるので、他にもたくさん素敵な曲があるだろうと書き始めたブログ記事ですけど、こんな風にゲーム作品のネームから離れたところでも心に残るのだから、やっぱり素晴らしい、そして力のある作曲家さんなのだろうなあと思います。
その植松さん、先日、体調を崩して休養するという記事を拝見しました。
若い頃の感性、というのも難しいのでしょうけど、ファンタジーから離れたSF世界のポップ・ミュージックをまた聴いてみたいです。