みんな大好き!ミッフィーの秘密
正月に帰省してこんな番組を見ました。
Twitterで知った番組でしたが、テレビを持っていないので知ったはいいけど見ることができず、実家に録画をお願いした番組でした。
世界各国で翻訳されているというミッフィー。その中でも日本にはそのファンが多いそうなので、知らない人はいないんじゃないですかね。私は幼稚園に入るか入らないかの時に絵本で知ったような気がします。今はピアノの上に座っているので、結構な付き合いになりますね。
番組は副題の通り、作者、ブルーナさんの人生をたどるというもので、第二次世界大戦下のオランダの様子などを挟みながらデザイナー、ブルーナさんの軌跡をたどっていくわけですが、画家を目指していたところ、好きな女性と結婚するためにその親御さんから求められた条件”定職に就くこと”をのんで就職してしまう潔さには清々しさを感じます。
それでも、ブックデザイナーから絵本作家へと転身していくわけですから、やはり成るべくして成ったのでしょうね。
ミッフィーの秘密、というと大げさかもしれません。
口がバッテンになっているのは、鼻と口を簡略化したものというのは知っていましたが、その他に二点ほど私の知らない情報が紹介されていました。
一つはブルーナカラー、というもの。
全部で6色からなるその色は、色ごとに意味付けがあって使い分けているということ。
二つ目は、常に真正面を向いている意味。
常に子供たちと真正面から向き合いたいというメッセージであるということ。
シンプルでかわいいというだけでなく、そんな風に込められたメッセージが多くの人の心を掴むのかなと思います。
ちなみに、私は絵柄のシンプルさがとても好きです。
どこかの手品師が言っていました。
「洗練され、優れたものには一切の無駄がない。一見無駄に見えるものでも必ず意味がある」
ブルーナさんは亡くなってしまいましたが、これからも素敵な世界であり続けて欲しいと思います。