こんな音源がフリーで配布されていたので、試してみました。
8-bit Treats | SocaLabs VST, AU retro plugins - Tracktion
ゲームボーイ、ファミコン、C64、セガ・マスターシステムのサウンドを再現したものだそうです。マスターシステムは名前くらい聞いたことがある程度で、C64に至っては全く知らない。
ファミコンサウンドを作る時、以下のプラグインのお世話になっています。
これはこれで使いやすく、懐かしいファミコンの音がするので楽しいのですが、今回試してみたものは、パルス波の比率を自在に変更できるようなので、ちょっと違った面白さがありそうです。また、音を出す時、オシロスコープのような波形が表示されるのも面白いですね。作った波の状態も分かりやすいですし。
その他、個人的に馴染みのあるものとしては、ゲームボーイの音源でしょうか。
聞くところによると、ゲームボーイは波形メモリ音源(だったかな)だとかで、今回の音源は100%の再現ではないそうなのですが、それでも”そういう音”がします。右か左かのステレオ機能もありますね。
音楽を聴くだけでなく、作ってみようとされた方も多いんじゃないですかね。ただ、上手に歌わせるのも技術がいるそうですし、ポップスを作ろうとしても色々な音色が必要になるので、挫折してしまった方もいそうです。
個人的には音楽を始めるならチップチューンから入るのがお勧めかな、と思ったりします。私もそうでした。ファミコンの音色ではないのですが、やっぱり同時発音数に限りがあったので、最初期はメロディーとベースだけでした。
こういった制約の中から始めた方が、労力もそれほど必要でなくどんどん作れるし、最近はチップチューンとして発表する場もあるでしょう。楽しく作曲を始められるのではないですかね。
ピコピコ音に抵抗があるという方はごめんなさいですけど、ちょっと音楽、とりわけ作曲してみたいと思う方にはお勧めです。
私もまたチップチューンミュージックに挑戦してみたいと思っています。
P.S.
私はMacでDigital Performerなのですが、C64の音源は動かせませんでした。
なぜだろう?まあ、いいけど。