幸運ということ
先日、先走ってミスをしました。
幸いことなきを得たのだけど、このところミスらしいミスをしていなかったので、久しぶりに肝を冷やしました。いつもなら少し立ち止まって考える人間なんだけど…どうかしてましたね。関係者の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ないです。
ただ、一方で自分は幸運だなあとも思うのです。
若い頃はたくさんのミスをしました。
どちらかというと臨機応変に対処できるタイプではなく、しっかり準備をして臨むタイプなので、想定していないことが起こると困ってしまうわけです。反面、好奇心があるので、迷ったら引かずに進もうとする。そして事故。
その都度、「あぁ、ああすればよかった」なんて思ったり、迷惑をかけた人への申し訳なさで憂鬱になったりしていたものです。
でも、数々のミスも自分が崩壊するようなものではなく、時間が経ってみればほとんどのことが経験として活きています。
「神様は乗り越えられる試練しかその者に与えない」と言ったのは誰だったか。
まあ、ミスをしているのは自分自身なので試練を与えられているとは言えないのですけど、幸運にもその度に乗り越えてこられました。
人間誰でもミスをします。
ただ、そこから学んで成長できるのも人間です。
たくさん失敗しよう、と言っているわけじゃないですよ。
失敗しないように努力してもミスをすることはある、だからその都度経験として人生の糧にしましょう、ということです。
そして、他人のミスにも寛容でありたいと思うのです。