誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

体感筐体ゲームの体験

先日リリースされたiOS用ゲームCHIP STEPの製作打ち合わせの最中、チームメンバーとはゲームにまつわる雑談もします。ストイックに制作の話だけをしている訳ではないのだね。

 

打ち合わせ会議中、何の話の最中だったかは忘れてしまったけど、今回グラフィックを担当してくださったzmixさんと昔のゲームの話になりました。

 

「子供の頃、どこだったか忘れたけど、メタルホークの筐体を見かけたことがあって遊んでみたかったんですけど、壊れていて遊べなかったんですよ。傾いて止まっていた記憶しかなくて…結局そのまま遊べずじまいだったんですけど、機会があれば遊んでみたいなあと」と私。

 

するとzmixさん。

 

高田馬場にあるミカドってゲーセンに置いてあるよ」

「え!?(歴史的な意味で)展示してあるってことですか?」

「いや、稼働中。遊べるよ」

 

というわけで、行ってきました。高田馬場。ほとんど立ち寄ったことのない駅ですけど、何というか居酒屋見たいな雰囲気の駅ですね。

 

いや、駅の感想はともかく。

 

何というか…昔のゲームばかりが並んでいるせいなのか、今のようなオシャレな雰囲気のアミューズメントスポットという雰囲気は微塵もなく、正にゲーセン。薄暗いし不健康な雰囲気全開です。

 

mi-ka-do.net

 

目当てのメタルホークはすぐに見つかりましたが、折角の機会なので一通り店内を見て回ると、まあ、古い作品が並んでいました。私が高校生の頃に遊んだゲームから、ベーマガでしか知らないような(グロブダーなんて動いているの初めて見たよ)ゲームまで様々。タイムスリップしたみたいですね。

 

私が今回遊んだのは以下の作品。

 

 

お気付きの方もいるかと思いますが、全部体感型の筐体ゲーム。

レバーでガチャガチャ遊ぶのもアーケードの醍醐味かと思いますけど、私はこういうコックピットで遊ぶというか、家では絶対に味わえないゲームがアーケードの醍醐味かな、なんて思うんです。

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ピンボケが酷いですが、写真はスペースハリアー

 操縦桿にショットボタンというシンプルな体型で、見た目も大人しいのだけど、遊んでみると座席が主人公の挙動に合わせて激しく動きます。この歳になっても楽しいのだから、子供の頃なんかテンション上がりまくりでしたでしょうね。爽やかなBGMも素敵。

 

アウトランもBGMをMagical Sound showerにして遊んだし、スターブレードも懐かしかったです。そしてやはり難しかった。

 

で、最後にメタルホーク

 

これは子供の頃遊ばなくて正解だったかもしれないです。

というのも、他のゲームに比べて筐体の駆動が激しすぎるから。

当時、壊れて止まっていたのも何となく理解できますね。

 

ヘリコプターを操ってターゲットを破壊していくゲームなんですけど、操縦桿で前後左右、ショットの他に、自機の高度を調整するレバーがあるんです。高度を下げると筐体が沈み、上げると浮き上がる。もちろん、操縦桿を倒すとその方向に傾きもするので遊んでいる最中はガクガクするんです。正直、最初はゲームになりません。でも、操縦するだけでも楽しいというか、こういう感覚がアーケードならではかな、なんて思ったりします。

 

遊んだ時間はわずかでしたが、楽しかったです。

 

雰囲気はアレですけど、ゲーム好きなら是非一度遊んでみてください。個人的にはスペースハリアーがオススメですね。分かり易いし、体感筐体の醍醐味を味わえるかと思います。

 

最近はVRという言葉を耳にしますけど、体に直接振動が伝わってくるこういうゲームもいいですよ。体感筐体+VRとなったら、結構なもの何じゃなかろうか。スターラスターなんかSF映画の主人公になった気分になれそう。

 

またワンダーエッグにあったギャラクシアン3で遊びたいわあ。