音楽制作で参加したiOS作品”CHIP STEP”がリリースされました。
いわゆる”音ゲー”。
伴奏に合わせてガイドをタップしていくと、メロディーなどが浮き出てきて曲になる、というシンプルなゲームなんですが、一風変わっているのはタップする部分が常に動いているということ。
私はテストの段階から関わらせてもらったので、何度かプレイし、結構慣れてしまったのですが、初見の方には難しいかもしれません。初見ですと完成した曲がどのようになるかも分からないので、難度に拍車がかかっているかも。
フリーですので、iOSユーザの方はとりあえずお試しください。
最初は動きに合わせてタップしていくことに必死で音楽を楽しむことができないかもしれませんが、少し慣れてくると音楽を作っているような感覚になるので、ちょっと変わった楽しみを感じていただけるかなと思います。
今回の作品では、タイトルの通りチップチューンに挑戦しています。
”チップチューン”、あまり聞き慣れない方もいるかもしれませんね。
簡単にいうとコンピュータチップを中心に使って作った音楽のことだそうで、ピコピコ音をイメージされると分かり易いでしょうか。定義が曖昧のようではありますけども。
ファミコン世代の私としては、良い機会とばかりに子供の頃を思い出して楽しく作らせていただきました。
担当した曲の数は9。
楽曲は、ディレクションを務められたNinoさんとの混合なので、曲数のボリュームは割とあります。使っている音源は似ているものの、並べて聴くとお互いの個性が良く出ているなあと感じるので、是非遊んでいただき、そういった違いも楽しんでもらえたら嬉しいですね。
現在は編集中ですが、この後、オリジナルサウンドトラックをリリースする予定です。
”完璧なタイミングでタップできた場合に完成する音楽を収録したもの”ですが、未使用曲も含めるので、聴き応えはあるのではないかと思います。また形になってきましたらこちらでご紹介するつもりですので、興味を持っていただけたら幸いです。
とりあえず、今回はご紹介まで。
次回は音楽制作についてもう少し書いてみようかと思います。