子供の将来の話
「仕事ができるけど協調性のない人と、仕事ができないけど協調性のある人のどちらがいいか?」という話を若奥さんがしていて耳にした。
子育て中の奥さんは「あまり正義を振りかざすような人になってほしくない」とか「協調性のない人間にはしたくない」なんて話をしてましたねえ。…まあ、誰でも思うことじゃないですかね。
例が極端なのでどちらかなんて選べないのが本音だけど、昨今、仕事というのは大抵一人では完結できないんじゃないかな、なんて思うんです。山にこもって木彫りの人形を作る仕事というのは極々一握りなんじゃないかな、と。
だから、仕事ができるというのは、協調性ー言い換えるとチームワークというのがあることを言うのではなかろうか。一つの目標に向って個人が力を発揮しようとすることを協調性とは言わないんだろうか?その中には本音でぶつかって空気が悪くなることだってあるでしょう。でも、より良いものを作ろうとするなら、そういうことだってあるのではないか?
仕事というのは仲良しクラブの馴れ合いじゃない。
だから、どちらかというと私は「仕事ができる人」を選びたい。
それに、協調性しかない人って言い換えると口先だけってことですよね。こういう人は、大切な場面になると何かの理由をつけて逃げたり、他人のせいにして自分では何もしないんじゃないだろうか?
”不言実行”という言葉があります。
口先でなく、自分の行いをもって人に信頼される人間になりたいものです。