誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

全てのクリエイターとエンターテイナーにパトロンを

芸術の世界ではよく聞く話、パトロン

そういうサービスを行なっているサイトを見かけました。

端的言うと、「私の活動に対してカンパしてね」というサイト。当然ながら自分の能力や活動をアピールしているわけなので、”おひねり”のように見えなくもないけど、カンパしてくれた金額に応じて、何やらサービスを行なっている方もいるようなので、イメージとしては、クラウドファンディングに近いのかな。

 

数字に表れにくい芸術の世界。なかなかお金にならないわけです。

 

それでも、応援すると言う意味を込めて、少しだけその作家さんへ還元することで作家さんが活動でき、また新しい作品で自分を楽しませてくれるなら双方にとって素晴らしい関係が築けるのでしょう。

ネットを介すと、何となく怪しい感じに見えるのは、私の感性が古いのでしょうかね。何はともあれ、こういうところからまた良い作家さんが生まれてきたり、何かに突出した作家さんが活動を続けられたらいいですよね。

 

ただ、自分がカンパを募るなら相当な覚悟とプレッシャーがかかるなって思います。お金を頂くって並大抵のことじゃないと思うんですよね。

 

パトロン側としては、大きな対価を求めていないのだろうけど、頂く側としては、少しでもパトロンさんに喜んで頂けるもの作らなければ、と思ってしまう。実験的なことがしにくいような雰囲気になってしまいがちかな、と思うわけです。

 

ですので、個人的にはパトロン募集よりも、作品購入時に色を付けてくれるとか、今度こういう作品をいつまでに制作するので制作費を募る、なんていうのがスマートというか、精神的にも楽であるような気がします。

 

…とは言え、色々ですよね。

 

願わくば詐欺まがいの作家さんが現れない事を望みます。