酔っぱらい言
仕事が遅くなった時、時々立ち寄る寿司屋があります。
遅い時間だと開いている店が限られてきて、ラーメン屋ばかりになってしまうのだけど、もう後は寝るって時間に脂っこいものは正直辛いのだ。
この日は、鯛茶漬けと純米吟醸酒を頼んでのんびりしていたのですが、私の隣に酔っぱらったじいさんがいました。まあ、本人に悪気はないんでしょうけど、お茶が熱くて飲めないので温くしてくれというようなことを店員さんに訴えていたわけです。何度も言う様が何となく毒づいているように聞こえる。江戸っ子か?とも思ったけど、お茶が熱いという辺り、多分違うな。
私の前に鯛茶漬けが出てきたので、箸を合わせていただきますとしていると、そのじいさんが絡んでくるではないですか。「食う前になに祈ってるんだ?(魚に)当たらないようにか?」と言う。
…何言ってんだ?ボケか?
心中「なんでやねん」と思いつつ、そこは紳士たる私。「食事の前にはいただきますって言うでしょ」と諭してあげた。でも、相手は聞いているのかいないのかよく分からなかったな。やっぱりボケか?
先のお茶熱い件でも、だけど、店員さんはこのお客に気を遣ってましたね。会計時、よく来る客らしいことが分かったけど、常連ならむしろ店員さんに気を遣わせないようにしないとって思う。
もし、店員と砕けた雰囲気でお茶熱い件をこなしていたらツッコミを入れたかな。雰囲気って大切ですね。