誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

Apple musicの記事を読んで

興味深い記事を読みました。

bylines.news.yahoo.co.jp

先日、Appleでも音楽の定額制配信を始めるという話を耳にしたと思ったら、もう日本でのサービスが開始したんですね。

端末を自由に持ち歩ける時代。音楽を聴く=レコードを買う、ではなくなってしまったので、かつてのような大きなビジネスではなくなった、なんて話を耳にします。以前、日本でも定額制のサービスが動き始めた時期があったような気がするのだけど、いつのまにやら消えてしまったみたいですね。ナップスターだったっけか?

 

どこかの音楽作家さんが、定額制は驚く程お金にならないから勘弁してほしい、というようなことを言っていましたね。私自身も海外の色々な配信サイトでダウンロードの他、定額制のサイトで楽曲をリリースしているわけですが、確かに単価が安いです。国によりマチマチだけど、1曲1円あれば良い方なんじゃないかな。

 

この単価で生活十分な資金を得るためには、一体何回再生されないといけないのか。考えるのも嫌になりますな。レコードを売っていた人にとってはなおのこと。

 

とはいえ、音楽をリリースするチャンスがより平等になる、という意味では良いのかななんて思ったりもします。特に日本だと、プロモーションの影響もあるのだろうけど、売れた人がひたすら売れる、という印象があります。色々な作家さんの音楽を聴いて、独自に好きな人を探すという音楽ファンが少ないというか何というか。名も知らない私の音楽が、海外のサイトで聴かれ、お金が入ってくる度そんな風に思います。単純に分母が多いだけだからかもしれないけども。

 

これからいよいよこういった動きが活発になってくるのかな?

 

日本でも定額制が浸透して単価が上がればいいな、なんて単純に思ったりするけど、きっと色々なところに問題があるんだろうなあ。音楽は一度聴いてなくなるものじゃないし。