誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

FF7のリメイクで

ファイナルファンタジー7がPS4でリメイクされる、という話を聞きました。

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プレイステーションでリリースされた当時、私は大学生で、家には友人から安く譲り受けたSFCがあるだけでした。確か「実況パワフルプロ野球3」で遊んでいたような気がする。

 

そんな中、友人が貸してくれたのがFF7プレイステーション

 

「いいから遊んでみなよ」といいつつ本体ごと貸してくれたので、「最近のゲームはこんななのかあ」とばかりに少し遊んでみたのですけど、すっかりハマってしまった記憶があります。確か金曜の夜に始めて、月曜日には神羅屋敷まで行っていたような…。

 

映像の美しさや音楽の広がりなど、色々と驚いたものですが、自分が夢中になったのは物語。ミステリやサスペンスに近いような雰囲気で、先が気になって仕方がなかったんですよね。

その後、「一体いつになったらこのファンタジーはファイナルになるのだ?」と思うくらい長く続いているシリーズのようですけど、この作品の発表を知って嬉しく思う方も少なくないようですし、時が経っても魅力的な作品…なんでしょうね。

 

スターウォーズがその後、リメイク(?)されたように、今回のリリースも当時の技術ではできなかった映像ですとか、収めきれなかった設定等々盛り込まれるということなんだろうなと思う一方、リメイクで沸き立つ様子を見ていると、新しい作品を歓迎する声って少ないのかなと切なくなります。

 

今のゲームユーザーは、そもそも新しいゲーム、革新的なゲームを求めていない、という話を聞きます。リメイクが歓待されたり、同じようなゲームばかりがランキングされているところにその傾向を見る人もいるようです。

 

常に新しいゲームをリリースするというのは相当難しいことでしょうし、更に商売として考えるとリスクばかりが大きくなってしまうような気もするけれど、新しいもの、変わったもので遊んでみようという気持ちがないと、結局そこから進まなくなってしまうんじゃないかな。

 

ひょっとしたら、それを成熟と言うのかもしれない。

 

でも、いつかまた時間を忘れて夢中になれる驚きに溢れたゲームで遊んでみたい。