誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

彼女は最後にそう言った

…という名前のゲームを遊んでみました。

彼女は最後にそう言った

彼女は最後にそう言った

  • Takeshi Hamanaka
  • ゲーム
  • 無料

 死者がお面をつけて紛れ込むといわれるお祭りの夜、4年前に亡くなった女の子から「展望台で待っている」という手紙が届くので、主人公は訝しく思いながら出かけてみるのだけど…という導入で始まるアドベンチャーゲーム

上記アイコンからも分かるように、ファミコンのような荒いドット絵が織りなすドラマなわけです。

 

お話は、ループもの…というのかな、どういうわけか主人公は同じ祭りの夜を繰り返し繰り返し過ごすことになるのですが、それは彼女の死が関係しているのではと考え始め、真相を探って行くことになるのです。そういう意味ではミステリ要素もありますね。今回遊んでみようと思った点は、この辺りにありまして「ループする時間の中で、真相を探って行くミステリ」というテーマに惹かれたわけです。だから正確に言うと、ゲームで遊ぶという意識があまりなかったですね。

 

感想は…可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

 

プレイヤーさんの中には、感涙にむせいだ方もいらっしゃるようなのですけど、私にとっては琴線に触れるものがありませんでした。でも、決してつまらないとか、退屈だったとは思ってません。ネタを割る話は控えますけど、トゥルーエンドのような清々しさは好みですし、物語の端々に青春の香りというのもいいですね。

 

多分、自分がもう少し若かったら感じ方も違うのだろうな、なんて思います。

 

主人公は19歳。同い年よりも少し上くらいの方には、読み物としてお薦めかな。

プレイ時間も短いし無料でもあるので、興味があればご一読を。

舞台が8月の祭りの夜なので、もう少し経ってから、一人で夜に遊ぶと雰囲気出るよ。きっと。